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研究で成果が出ない学生にありがちな5つのこと【研究室あるある】

 

毎日朝から晩まで研究しているのに全然思うような結果が出せなくて、いつも教授から怒られる…。

同期のあいつはよくわからないけど要領よく成果を出していく。

自分は研究の才能がないのだろうか…研究成果ってどうやったら出せるの?

 

この記事では上記のような疑問に答えます。

 

✔ 本記事の内容

  • 研究で成果が出せない学生にありがちなこと5選
  • なぜ成果が出ないのか?を自覚するのが大事

 

この記事の執筆者である僕は今、バイオ系の大手企業で基礎研究職に従事しています。

大手企業で基礎研究者って「優秀」という印象を与えるかもしれませんが、実は僕も修士課程の時にはあなたと同じようなことで悩んでいました。

土日も無く毎日朝9時くらいから研究室に来て、日付が変わるまで研究に取り組んでも結果が一向に出ない。

教授には「お前は実験量が足りていない」と皆の前で怒られたり、先輩からは「才能ないから研究辞めたら?」とラボの飲み会で言われたり。

こんなに頑張っているのに…と研究が嫌になって辞めようと思ったこともたくさんありました。

 

今回はそんな似た者同士の僕から、是非知っておいてほしいことをアドバイスします。

※この記事は5分くらいで読めます。この記事を読めば「成果を出せないのには理由がある」と思ってもらえるかと。

 

 

研究で成果が出せない学生にありがちなこと5選

周りに相談しないで溜めこむ

あなたは周りの先輩や同期、指導教官と研究進捗や悩んでいることをタイムリーに報告していますか?

研究で成果が出せない学生の特徴として「周りの人に相談せずに1人で進めてしまうこと」があります。

 

周りに相談せずに進めてしまう理由として、

  • 先輩や指導教官が忙しそう
  • 周りに相談しても良い答えが返ってくると思っていない
  • 相談するのが申し訳ないと思ってしまう
  • 誰かに頼るのはなんとなく負けた気がして嫌だ
  • 研究は1人で進めるものだから頼るなんてもってのほか

など様々なものがあると思いますが、研究成果を出したいなら今すぐにその考えを止めるべきです。

なぜならあなたが研究成果を出せないのは研究室にとって損害であり、むしろあなたの気遣いや遠慮は研究室にとって迷惑だからです。

 

そもそも指導教官や先輩の仕事は後輩であるあなたに成果を出させること

指導教官や先輩から見て、あなたの方が知識でも実験技術でも忙しさでも劣っているのは当たり前なので、彼らは最初からあなたにアドバイスや指導をするつもりでいます

そのことに気付かず変な気遣いや遠慮を発揮して周りに相談しないのは、言い方は厳しいですが愚の骨頂です。

 

例えるなら、洗濯機という素晴らしい時短家電と最先端洗剤があるにも関わらず「いや、僕は申し訳ないんで使わないです」と断り、洗濯板で石ケン使ってせっせと服を洗っているようなものです。

で、勝手に時間を無駄にして、しまいには「こんなにやっているのに全然綺麗にならないんです!僕には才能がありません!」とか「なんで先輩はそんなすぐに綺麗にできるんですか?」と1人で勝手に落ち込んでいる。

 

指導教官と先輩という最強の時短ツールが研究室にはゴロゴロ転がっているのにそれを活用しなければ、当然研究成果を出すのは遅れてしまいますね。

研究成果を出せずに悩む学生は、周りにちゃんと相談できているか?を今一度自問自答してみましょう!

もちろん指導教官や先輩の予定次第では断られてしまうこともあるかもしれませんが、その場合は別のタイミングで再度聞けばOKです!

 

 

実験技術は誰かに教えてもらう方が圧倒的に早いと気づいていない

前項と内容がやや被っていますが、実験技術はゼロから習得するとなると意外に時間がかかるものです。

試薬メーカーのキットを見れば基本的にプロトコルは記載されていますが、実際はそのプロトコルで試してみて、自分がよりやりやすいようにちょっとずつ修正していくというプロセスが必要だったりします。

しかもPCRやウエスタンブロッティングのような実験技術だと使用する機器によってもプロトコルを修正する必要があったりするので、1人でゼロからやるのは本当にめんどくさい大変なのです

 

PCR:Polymerase Chain Reaction (ポリメラーゼ連鎖反応)の頭文字を取った用語で、ごく微量 の DNA を出発材料として、高感度の検出を短時間で行うことができる技術。過去にノーベル賞にも輝いた凄い技術。

 

ウエスタンブロッティング:電流を流すことによって、タンパク質が多数混ざった液体から各タンパク質を分離する技術。この技術が仮に世界から急に無くなったら科学業界は世界恐慌以上の衝撃が走るよ!

 

こういう時はやはり同じ研究室内の先輩に頼るのが一番早い

先輩がウエスタンブロッティングをやるタイミングを見計らって「やり方を見せていただいてもよろしいでしょうか?」とサラッと聞いてしまう。

そして先輩が作った実験プロトコルも一緒にもらってしまう。

そうすることによってあなたは研究室で使われている技術とノウハウを苦労することなく手に入れることができるのです…!

 

そうして浮いた時間であなたはあなたの研究に取り組めばいい。

むしろその時間で新しい技術を習得して研究室に還元すれば指導教官はもちろん、あなたに技術を教えてくれた先輩も喜ぶこと間違いなし。

仮に研究室内で教えてくれる先輩がいないのであれば、他研究室に教えを乞うのも1つの手ですね。

 

 

実験がうまくいかなかった時に立ち直るのが遅い

うまくいくはずだと思ってやった実験が失敗したら、誰でも落ち込みますよね。

僕も毎回ワクワクしながら実験結果を待ちますが、うまくいってなかったらショボーン(´・ω・`)の繰り返しです。

でも僕はそこからの立ち直りが早い自信がありまして、うまくいかなかったらすぐにその実験結果と向き合って次の戦略を練ります。

 

研究で成果が出ない学生の特徴として「この立ち直りの速度が遅いこと」が挙げられます。

実験結果の考察はその日のうちにやるのが良いです。

なぜならその日の実験手順・内容が細部まで頭に残っていて、実験がうまくいかなかった理由が「仮説そのものにあるのか」、「実験手技にあるのか」を辿りやすいから。

後は実験がうまくいかなかった悔しさも考察を促進させてくれる燃料になります。

 

一方、実験結果がダメで「あー今日はダメだった!今日は早く帰って明日考察しよう!」といってそのまま帰ってしまう人がいます。

こういう日もあっていいのかもしれませんが、次の日になって結果を見ると「まあいいか、もう一度やろう!」みたいな適当な考察になってしまうことがあります。

 

コロぽち
コロぽち
切り替えすぎると逆に深い考察に至らないってことか。でもそれは人によるんじゃないのか?
バイオさん
バイオさん
もちろん人によると思う。でも「鉄は熱いうちに打て」という格言もあるように、何事も後回しして良いことはないと僕は思っているよ。

 

研究において実験がうまくいかないのは世の常です。

失敗が前提と強く思っていた方が心が折れずに済みますし、次の戦略を練りやすくなりますよ。

 

 

実験する際の事前準備が足りていない

素朴な疑問なのですが、皆さんは実験前にイメージトレーニングをしていますか?

ルーティン作業なら僕もしませんが、重要な実験や初めての実験の時はいつも必ず頭の中でイメージトレーニングをしています

 

コロぽち
コロぽち
え、お前そんなことしてるの…?引くわ…
バイオさん
バイオさん
なんでスポーツ選手のイメトレは推奨されて、研究者はダメなんだよ。結果を出すためにはイメトレ大事でしょうが。

 

何が言いたいかというと、事前準備しっかりしていますか?ということです。

実験内容にもよりますが、実験は事前にどれだけしっかり準備できたかで完遂確率が大きく変動します

良い結果が出る確率も当然上がります

仮説がそもそも間違っていたらこの限りではないですが。

 

事前準備としては、使用する試薬・バッファーなどの量は十分か、使用する予定の機器は当日間違いなく使うことができるか、実験条件にミスはないか、など。

こういったことは実験前日までに気づけばなんとかなることが多いですが、当日に気づいたら「Noooooooo!!!!」となることがしばしば。

生物系の実験だと一週間かけて実験の前準備することもあるから、ショック大きいですよね…。

 

コロぽち
コロぽち
確かにこれはやらかしたらショックだなあ!お前は今まで何回くらいやらかしてきたんだ!?
バイオさん
バイオさん
・・・・・・・
コロぽち
コロぽち
おい…なんかしゃべれよ(やべ、地雷踏んだか?)

 

実験以外のことも忙しくてそんなに実験に割いている時間がない!というあなた、多分オーバーワークです。

実験計画だけでなく、自分に負荷がかかりすぎていないか一度立ち止まってみるのもおすすめですよ。

常にフルスロットルだと身体に負担がかかりすぎて保ちませんので注意です!

 

 

作業量がそもそも足りていない

あなたが朝から深夜まで実験したり、論文を読んだりしているならば本項は無視してください。

ただ、もし朝の10~11時くらいに研究室に来て夕方17時くらいに帰るみたいな生活をしているなら、周りよりも結果が出ないのはしょうがないです。

なぜなら科学の分野は悲しいことに、人生を研究に捧げている人間がわんさかいる分野だからです。

 

バイオさん
バイオさん
それが良いというつもりはありませんが、そういった人でないと勝ち残っていけない世界であることは事実です。

 

望んでいたわけではありませんが、僕も院生の頃は朝から日付が変わるまで研究室にいるのが日常茶飯事でした。

仮に朝9時から深夜の24時まで研究室にいたとしたら、1日15時間研究室にいる計算です。

一方、先に例を挙げた朝10時から夕方17時までしか研究をしていない人は7時間しか研究室にいません。

 

たった1日で2倍の作業量が生じています。

1年間であなたよりも目まぐるしい成果を出している同期は、もしかしたらあなたが気づいていないだけで、あなたの2年分に相当する実験量を1年間でこなしているだけなのかもしれませんよ。

 

継続力・ガッツのある凡人は、ムラッ気がある天才を凌駕する。

僕が恩師から学んだ言葉の1つです。

 

何かの分野で大成したければ、単純な話、周りよりも作業量を増やすことが必須です

これは我々から見たら天才以外の何物でもない、プロ野球のイチロー選手が証明していますね。

彼は小学生のころ、同世代の友達が遊んでいる間、お父さんと毎日バッティングセンターに通っていたそうですよ。

 

我々が天才と呼んでいる人々は本当に生まれ持った才能だけで何でもこなせる天才なのでしょうか?

ただ僕らよりも圧倒的な作業量をこなしてきただけでは?

だとしたら我々もそれをこなすことができれば同じようになれるのでは?

 

結果が出ない…と嘆いているあなた。

一度周りを冷静に見回してみましょう。

結果が出ないと嘆くのは、研究室内で最も作業量を多くした状態を半年続けてからでも遅くはありませんよ。

 

コロぽち
コロぽち
いつも思うけど、お前ってスパルタだよね。
バイオさん
バイオさん
え、そうかな?僕みたいな凡人が何かを達成したいと願うなら、世間一般の「普通の人」より頑張らないといけないなんて当然のことだと思うけど。
コロぽち
コロぽち
お、おう…そうか。あまり無理すんなよ。

 

 

なぜ成果が出ないのか?を自覚するのが大事

というわけで今回は以上となります。

 

研究で成果が出ないと悩んでいる学生は、何かがズレている可能性があります。

1人でやろうとしているのか、精神的な問題なのか、作業量の問題なのか…。

 

今回の記事でどれか1つでも当てはまることがあるなら、少しずつ意識して改善していきましょう。

一度研究で成果を出す喜びを味わうと、辛くても耐えられる心が身に付きますので、諦めずに頑張ってみましょう!

 

この記事に納得していただけたら、ぜひ以下の記事「研究室が嫌い。でも研究が好き!という学生へ5つのアドバイス。̻」もご覧ください。

研究室は嫌いだけど、研究自体は好きなんだよな…と思っている人にオススメの記事です。

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