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就職か、進学か。本気で研究をしたいなら大企業の研究職をお勧めします。

 

 

就活生からのOB訪問でかなり多いのが上記の質問。

確かにこの話は僕も学生の頃よく耳にしましたし、実際に同じことを思っていました。

でも実際に企業研究者として働いてみて感じたのは、自分が本当にやりたい研究ができている若手研究者ってそもそもどれくらいいるのか?ということです。

 

この記事では「就職か、進学かを本気で悩んでいる…」というあなたに向けて、

  • 本当にやりたい研究はどうやってできるのか?
  • 本気で研究したいあなたに企業研究者を勧めたい理由
  • これからの科学業界はどう変わっていくか?

ということを解説します。

 

この記事を読んでもらえれば

  • 企業研究って面白そうじゃないか!
  • 企業はあれほどのスピードで研究をしているのに自分はこのままアカデミアでひっそりと研究していて良いのだろうか…。
  • やりたい研究をやれるのは結局30代~40代になってからか。

といったことがわかります。

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 就職か、進学かを本気で悩んでいて答えが出ない方
  • やりたい研究ができなくて日々悶々しながら研究している方
  • 企業研究がどんな最先端機器を活用しているのかを知りたい方
  • いつになったら自分のやりたい研究ができるのか?を知りたい方

 

コロぽち
コロぽち
お前は研究室時代、やりたい研究ができていたのか?
バイオさん
バイオさん
それは多分NOだと思う。
研究自体は楽しかったけど、研究室に入った時に僕がやりたいと思っていたことはそもそもテーマとして無かったよ。
コロぽち
コロぽち
ふーん…。
修士課程までの3年間では、そもそもやりたい研究って何?って感じだしな。

 

 

自分が本当にやりたい研究ってそもそも何?

本当にやりたい研究をやれないのは嫌だと思っている人は、もし研究室に配属されて最初に与えられるテーマが期待外れだった場合、どうしますか?

個人的には「嫌だからやりません、このテーマになるならもうこの研究室に来るのは辞めます。」と貫く学生はむしろ好印象です。

でもそれを渋々受け入れている時点で「自分が本当にやりたい研究を企業でできますか?」と就活の時に質問をするのは違和感があります

企業研究者になってみて感じたことですが、きっと企業に入っても「自分が本当にやりたい研究」は当分やらせてもらえないですね。

 

コロぽち
コロぽち
お前いまの仕事でやってる研究、楽しくないの?
バイオさん
バイオさん
とても楽しいけど僕が本当にやりたい研究とは違うよ。
でも若手のうちはこれで良いんだ。間違いなく実力は日々上がってるし。

 

本当にやりたい研究は後から湧き上がってくるもの

自分が本当にやりたい研究って、自分が研究で何を成し遂げたいか?を自分の中でしっかり定義してからじゃないと決まらないです。

あと学生の段階で「自分はこれはやりたい!」って思っても、すでにそれは過去の天才達が実現してしまっているのがほとんどです。

修士課程の段階で「自分が本当にやりたい研究をしたい!」と強く思っている人ほど、仮にそれがすでに実現されてしまっている場合ショックを受ける傾向にあると僕は感じます。

何事もわからないと面白くないんです

でもわかるようになると、できるようになると急に面白くなる。

スポーツも芸術も科学も全部同じです。

 

本当にやりたいと思う研究は、日々全力で研究していれば後から湧き上がってくるので心配する必要はありません。

それよりも今は目の前の課題(研究)をいかに解決するかに尽力するのが良いかと。

 

ちなみに企業研究者でも自分のやりたい研究でテーマ提案できる人は30代後半~です。
(もちろんめちゃくちゃ優秀な人はこの限りではありませんが…)

それはアカデミアでいうとPIのポストを得ると同義ですので、アカデミアも企業も大体同じくらいの年齢でそれにトライしていることになりますね。

 

 

研究を一生続けたいなら大企業の研究職を目指そう

 

コツコツ実験技術を学び、そしてそれを使って新しい成果を出す。

これは研究者として誰もが通る道で重要なことですので非常に良いことだと思います。

ただ今は時代がもの凄いスピードで動いているので、それを当たり前だと思っていたら時代の流れにあっという間に取り残されてしまいます

今はもう実験(ウエスタンブロッティングとかPCRとかクローニングとか)は外部に委託するかロボットが代わりにやってくれる時代です。

 

例えばですが、以下の動画にある産総研発ベンチャーが開発したロボットはすごいです。

もう実験技術だけのテクニシャンは今後不要になっていくだろうな…と嫌でも思い知らされます。

 

 

コロぽち
コロぽち
なんだこのロボット!?今はこんなのまであるのか!
バイオさん
バイオさん
大手製薬企業だとこれが何台も入っているとかいないとか…。あと5年もすれば実験はロボットがやってくれる時代が来るね。

 

あと仮に自分でやるとしても、もうSDS-PAGE→ウエスタンブロッティングというめんどくさいランキングに絶対入る実験も全自動化されています。

このミスも多くて時間もかかる作業を3時間でやってしまう機械も登場しているらしいですよ…恐ろしい…。(以下の動画参照。ProteinSimple社の製品動画になります。)

 

 

コロぽち
コロぽち
もうせっせと時間かけて実験技術を習得する時代は終わったんやな…
バイオさん
バイオさん
それに関しては僕も同意だよ。これからは実験技術よりも新しいアイデアを閃く人が生き残っていくんだと思う。

 

研究者に今後求められるのは、こういったルーチンワークをできるだけ削減して自分だけにしかできないことに取り組む時間を増やすことだと個人的に思っています。

大企業の研究職は今こういったルーチンワークをどんどん削減して、創造力を働かせる時間を増やすための投資をガンガンしています

そうしないと新規ビジネスが生み出せないからです。

仮にこういったロボットや全自動化機器を導入してルーチンワークが1週間で1日分減らせるとしたら、1年間で48日分「創造力を働かせる時間」で差がつきます

これができない研究者とできる研究者では、未来を見据える力にどんどん差が開いていってしまうでしょう。

 

それだけでなく大企業の研究職は様々な面で恵まれています。

福利厚生も良いですし、就活生が心配している「性格が歪んでいる上司」はいないです。
(ゼロとは言いませんが)

しかも大企業は各種ハラスメントに対して最近本っ当に敏感ですので、ハラスメントで即解雇とかあっても全然おかしくない風土に変わってきています。

確かに体育会的なノリが残っている部分もあるかなーと思いますが、飲み会に毎日連れまわされるとか、上司が帰るまで帰れないとか、そんな昭和的常識はもはや風前の灯です。

就活生の皆さんは安心して自分の良さを精一杯発揮して、大企業に就職してもらえればと思います。

 

コロぽち
コロぽち
人ならざる生活をしていたお前がこんな良い研究生活を送っているなんてオレは感動だ…!さすが俺の舎弟だな!
バイオさん
バイオさん
(え…僕って舎弟だったの…?)

 

 

まとめ

記事の要約
  • 自分が本当にやりたい研究はアカデミアでも企業でも当分できない。
  • 自分で淡々と実験を行う時代はもう終わりが近づいている。
    これからの時代は実験は外部委託やロボットが担い、研究者は「創造力」がより求められるようになっていく。
  • 大企業には昭和的風土が残っているというのは一部正しいが、それはもはや風前の灯。
  • 福利厚生なども考慮すると本当に素晴らしい研究環境が整っている。

 

企業でもアカデミアでも、若手研究者のうちは上位者が指示した研究に全力で取り組むのが成功への近道です。

 

コロぽち
コロぽち
64マリオカートのレインボーロードみたいな大胆なショートカット(近道)ってないんか?
バイオさん
バイオさん
そんなのあったら誰も苦労してないよ。ていうかあれ初見だとほとんど落ちるでしょ。
バイオさん
バイオさん
記事のまとめでふざけるのやめてもらっていいですかね…

 

就職か、進学か。

どちらを選んでも自分が納得してれば素晴らしい人生になるのは間違いありません。

 

ただ、もしどちらにするか決めかねているのであれば、いっそのこと大企業の研究職を狙ってみましょう。

非常に狭き門ですが、くぐり抜けることができれば非常に楽しい研究生活を送れますので!

 

バイオさん
バイオさん
大企業の研究職ライフがどんな感じかを聞きたい方は、気軽にPeingなどでご質問くださいね!ドシドシご質問お待ちしております!

 

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