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就活の数打ちゃ当たる理論のウソホントって?【多く受けるのは無駄】

バイオさん
バイオさん
修士課程を卒業後、現在は大手メーカーの研究職に従事する、くりぷとバイオです。
Twitter:@cryptobiotech
コロぽち
コロぽち

■就活はとにかく多く受けるのが大事って聞くけど実際どうなの?

■数打ちゃ当たる戦法のウソ・ホントを知りたい!

こんなご要望にお応えする記事を用意しました。

 

早速結論を言ってしまいますが『たくさん企業を受けることに意味はない』です…!

受ければ受けるほど『研究』という理系学生の本業に割く時間は減り、かつエントリー数を増やしても第一志望の内定率が大きく上がるわけではないからです。

 

ここで解説する『就活の数打ちゃ当たる理論のウソホント』を把握してもらえれば、エントリー数で悩むことはなくなります。

実際、7~8社のエントリーでR&D職の内定を複数いただいた自分が『大量エントリーの是非』について解説するので是非ご覧ください!

 

目次

就活の「数打ちゃ当たる理論」のホント【本当に無駄なのか?】

就活の「数打ちゃ当たる論」の良い所をピックアップしているところ

冒頭で『数打ちゃ当たる理論には意味がない』と断言してしまいましたが、本当にそうなの?という意見もあると思います。

確かに僕の同期でも50~100社エントリーしている人がいたので、何らかの意義を見出してやっているのは間違いなし。

ですので本項ではまず『大量エントリーしていた同期』が当時言っていた『数打ちゃ当たる理論のホント』について解説しますね。

 

バイオさん
バイオさん
数打ちゃ当たるの例を「50~200社エントリー」と仮定します。
コロぽち
コロぽち
(200社なんてありえるのか…?)

 

就活でとにかく50~200社エントリーすることで得られることは以下の通りです。

ご覧になりたい項目をクリックすると、読みたい情報にすぐ飛べます!

 

 

順々に説明していきますね。

 

大量エントリーしたことによる謎の達成感が得られる

就活で大量エントリーして謎の満足感を味わっている人

50~200社調査してそれらの企業にエントリーするには、相当多くの時間が必要になります。

仮に1社あたり1時間かけたとしても50~200時間。すなわち丸々2~8日かけている計算。

それゆえ全エントリーし終わった後には、(謎の)達成感を得ることができます。

『これだけエントリーすればどこか1社くらいには受かるだろう!』と安堵するようです。

 

コロぽち
コロぽち
まあ就活に対する不安を解消するために、企業を調べまくるガムシャラ感は嫌いじゃないぞ。
バイオさん
バイオさん
なんで上から目線なのかわからないけど、確かにその企業数を調べてエントリーする行動力は凄い…!

 

実際に僕の知り合いにもエントリーしまくる人がいて、全然エントリーしていない僕にこんな素敵なアドバイスをくれました。

  • まだそれしかエントリーしてないの!?余裕だねw
  • もっとした方が良いよ!おすすめ企業教えてあげるからさ!

 

 

余計なお世話ってやつです(#^ω^)ビキビキ

 

『周りよりも企業を調べた』という達成感を得たい方にとっては、数打ちゃ当たる理論は正義です。

 

コロぽち
コロぽち
なあなあ、ちなみにこの知り合いは就活どうなったん?
バイオさん
バイオさん
君のような勘のいい犬は嫌いだよ。

 

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ESの書き方や面接のやり取りに慣れる

大量エントリーによってESの書き方に慣れているところ

エントリーすればするほど、その分のエントリーシートを書く必要があり、選考が進めば面接をこなす量も増えます。

それゆえ数打ちゃ当たる理論を採用すれば『ESの質が上がり、面接に慣れる』というメリットがあります。

 

  • 文章を書くことが超絶苦手…。
  • 人前で自分の意見を述べるなんて無理!

 

という方は、確かに本命企業の選考前にたくさんの企業でESや面接を経験しておく必要があるでしょう。

とはいえ面接は数社やればかなり慣れるので、ぶっちゃけそんなに多く経験する必要はないかなと…。

自分のESや面接のクオリティをとにかく高めたい場合は、数打ちゃ当たる理論に陶酔するのもあり!

 

バイオさん
バイオさん
なんか今、心の声がどこからか聞こえなかった?
コロぽち
コロぽち
気のせいだろ。オマエ最近疲れてるんじゃね。

 

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様々な業界の情報を幅広く仕入れられる

多くの企業にエントリーしてたくさんの分析をしている就活生

たくさんの企業情報を調べてエントリーする人は『多分野にわたる業界の知識』を得ることができます。

理系学生で50~200社エントリーする人はそんなにいないので、就活中は周りから『知識人』としてあがめられるでしょう。

もしかしたら「○○って企業はどうかな?」と相談を受けるようになるかもしれません。

『就活中に周りから頼られる貴重な人材になりたい!』と思っているのであれば、エントリーという弾を撃ちまくるのが良いでしょう。

 

バイオさん
バイオさん
実際こういう人いたなあ。「○○会社はこういう文章だったらES通りやすい!」ってアドバイスしてくれる人。
コロぽち
コロぽち
素朴な疑問なんだが、その企業の採用担当でもないのに何でそんなことがわかるんだ?

 

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学生同士のコネ(人脈)が増える

就活で色々な大学の人たちと知り合っている就活生

たくさんの企業にエントリーをすれば、それらの選考を通じて多くの就活生と出会うことができます。

僕の知り合いにもたくさんの就活生と出会い、自作した名刺を配りまくっていた人がいました。

そしてその出会いを通じて、LINEを交換したり遊びに行ったりする強者も…。

 

コロぽち
コロぽち
いや、就活しろよ。
バイオさん
バイオさん
羨ましい…!(なんてけしからん!)
コロぽち
コロぽち
本音と建て前、逆だぞ。

 

余談ですが、研究室配属後に出会いが少ないのは研究室あるあるだと思うので、就活を出会いの場と捉えるのは賢いかもしれません。

学生の人脈を広げたい(出会いが欲しい)方は『数打ちゃ当たる理論』で動くと得られるものはたくさんあるはず。

就活中に連絡先を交換して交際がスタートし、そのまま結婚までいったカップルを知ってます。

 

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研究をしなくていい言い訳ができる

研究をしなければならない呪縛から逃れる就活生

研究室が激務 or 研究のやる気がない学生は、『数打ちゃ当たる理論』を採用することで研究室に行かない口実をつくることができます。

 

僕の例で恐縮ですが、知り合いに『就活があるんで~』と宣言して研究室に2~3か月くらい来なくなったレジェンドがいます。

指導教官から色々言われていたようですが『こちらは人生懸かっているんで』と言って、頑なに研究室に来ることを拒んでいましたね。

 

バイオさん
バイオさん
その期間中にモンハンのランクがめっちゃ上がったって言ってたよ。
コロぽち
コロぽち
就活してねえじゃねえか。

 

僕も毎日100回くらい研究室から逃げ出したいと思っていたのでめちゃくちゃ羨ましかったですね。

そんな発想で研究室休みながら就活するなんて、理系として論外ですよ本当に。

それができるなら僕もそうしたかったですよ、ほんとに!

 

とはいえ確かに社会人になる前の最後の休息と考えると「数打ちゃ当たる戦法」は有効なのかもしれません。

 

コロぽち
コロぽち
…?何かまた心の声が…?
バイオさん
バイオさん
気のせいじゃない?

 

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就活の「数打ちゃ当たる理論」のウソ

嘘つきを表すイメージ図

前項では『数打ちゃ当たる理論』のホントに関してご紹介しました。

冷静に考察してみると、確かに色々得られることもあるのかもしれませんね。

 

コロぽち
コロぽち
え、あの論調でそんなまとめ方しちゃうの?
バイオさん
バイオさん
それでは「ウソ」に関していってみましょうッッッ!!
コロぽち
コロぽち
おい、聞けよ。

 

就活の数打ちゃ当たる理論のウソに関しては以下の通りです。

ご覧になりたい項目をクリックすると、読みたい情報にすぐ飛べます!

 

 

順々に説明していきますね。

 

数打たなくても内定獲ることは可能

少ないエントリー数で内定を獲得する就活生たちたくさん受けなくても内定を獲得できる就活生はいます。

僕が「この人には研究者としてもコミュ力でも勝てないな…」と思っていた同期もそれくらいしか受けていないです。

 

バイオさん
バイオさん
たくさんの企業にエントリーしても「無い内定は嫌だ!」という不安を“一時的に”かき消してくれるだけです。
コロぽち
コロぽち
大事なのはエントリー数じゃなくて「その企業が本当に自分に合っているか?」を判断するための徹底調査だぞ。

 

あと、忙しいラボだと研究に割かなきゃいけない時間が多いので、就活にそんな時間かけられないです。

絶対に研究に支障が出ますし、指導教官から厳しいお言葉を頂戴する可能性も…。

 

持論ですが理系学生・院生は『本当に行きたい企業』だけエントリーすればOK。

内定がもらえても行くかどうか決断できない『滑り止め企業』にエントリーする必要は全くないと考えます。

 

そして10社程度に絞れば1社あたりの調査時間も増やせます。

100社調べる就活生と比べたら単純計算で10倍の知識量を持って臨めるので、選考は有利になります。

「効率よく就活を終わらせるには?」と考えていれば、受ける企業数は自然としぼりこめるようになりますよ。

 

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数打っても本命企業への内定率はそんなに上がらない

内定が出ない企業に失望している就活生

色々な企業にエントリーしても「本命企業」の内定率はそんなに上がりません。

もちろん多くの企業にESを出して面接を繰り返し経験すれば、本命企業の選考までに対策を練ることは可能でしょう。

でも本命企業の内定に必要なのは「小手先の就活テクニック」よりも「この企業にどうしても入りたい!」という熱意

その熱意を採用担当に“正しく”アピールするためには「他企業をたくさん受ける」ではなく、以下のようなことをしないといけません。

 

  • 本命企業の徹底調査
  • 競合他社との相違分析
  • 自分の価値観といかに合致しているかという理由づくり
  • 自分ならその企業で何ができるかのリスト化
  • その企業風土に合致する人材の特徴把握(OB訪問など)

 

コロぽち
コロぽち
ちなみに「熱意」って、ただ元気を見せつけるだけじゃダメだぞ。
バイオさん
バイオさん
「自分は御社こそふさわしい」という理論をしっかり組み立てて、それを相手にわかりやすく伝えるのが「熱意」の正体ですね。

 

ちなみに、どの企業からでも求められる『一握りの天才』なら、こんな泥臭いことはしなくてもいいでしょう。

でも僕も含め世間一般の就活生は99.9%凡人なので、泥臭い作業をして、周りよりも違うところをアピールする努力が必須。

就活の目的は『本命企業から内定をもらうこと』であり「内定数を競うこと」ではないはず。

 

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「研究でも就活でも中途半端人材」になるリスク

研究でも就活でも中途半端になった就活生への評価

数打ちゃ当たる理論を採用してしまうと、生産性が異常に高い人財でもない限り研究まで手が回りません。

激務ラボでそれをやってしまうと研究も回らず、ESも低品質のものしか書けず、研究と就活両方が中途半端になってしまうリスクが。

 

前項のように研究室から離脱できるならいいですが、研究室によっては指導教官の逆鱗に触れる危険があります。

 

バイオさん
バイオさん
せっかく頑張って企業にエントリーしたのに、お祈りだらけになった知り合いをたくさん見てきました…。
コロぽち
コロぽち
個々のESに使える時間が少ないから、そりゃ品質も低くなるわな…。

 

一方で、エントリー数を少なくすれば研究が忙しくてもそれなりに戦えます。

就活解禁してから『数打ちゃ当たる理論』を採用したら間違いなく辛くなるので、本当にその攻め方でいいのか再考してみましょう。

 

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理論の実現には「お金」が必要

お金をイメージさせる金のブタ貯金箱

多くの企業にエントリーすればするほど、選考に進める可能性は上がるかもしれませんが選考に行く移動費はかかります。

移動費を負担してくれる企業もありますが、最近だと最終面接まで行かないと出ない…ということも珍しくないですよね。

 

僕は貧乏学生だったので、そもそもたくさん企業を受けるという選択肢は無く、移動費も最小限で済ませる就活(低エントリー数)を心掛けていました。

 

コロぽち
コロぽち
関東の大学でも関西行くにはお金かかるもんな。
バイオさん
バイオさん
移動費は就活生の敵です!

 

もし大量エントリーして時間・移動費も消費し、そこまでやったのに内定を1つも獲れなかったらまさに悲劇…。

就活は本命の1社から内定がもらえればいいので、「浅く広く」ではなく『深く狭く』を心掛けたほうが無難です。

 

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下手な鉄砲では選考の壁を貫けない【数打ちゃ当たるは通用しない】

就活で内定が出た人を羨ま思想に見る就活生

上記で紹介した『就活の数打ちゃ当たる理論のウソホント』を理解してもらえれば、「不安だからとにかくエントリー!」という発想にはならなくなるでしょう。

最後にもう一度内容をまとめておきますね!

 

就活の数打ちゃ当たる理論のホント

  1. エントリーしたことによる謎の達成感が得られる
  2. ESの書き方や面接のやり取りに慣れる
  3. 様々な業界の情報を幅広く仕入れられる
  4. 学生同士のコネ(人脈)が増える
  5. 研究をしなくていい言い訳ができる

就活の数打ちゃ当たる理論のウソ

  1. 数打たなくても内定獲ることは可能
  2. 数打っても本命企業への内定率はそんなに上がらない
  3. 「研究でも就活でも中途半端人材」になるリスク
  4. 理論の実現には「お金」が必要

 

『下手な鉄砲数打ちゃ当たる』という言葉がありますが、選考の壁が厚ければ、まぐれで当たっても貫けない可能性大です。

大量にエントリーする時間があるなら、内定者ESが無料で見れる「就活ノート」や「Unistyle」で内定が獲れる文章を学んだ方がずっといい。

 

たくさんエントリーすることは『就活における成功』とそんなに関係ないので、周りに流されないようにしましょうね!

というわけで当記事は以上です!

ではではっ

 

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ABOUT ME
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研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。