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就活の「数打ちゃ当たる」理論のウソ・ホントを解説【多く受けるの無駄無駄無駄無駄ァッ!】

○就活はとにかく多く受けるのが大事って聞くけど実際どうなの?
○数打ちゃ当たる戦法のウソ・ホントを知りたい!

 

当記事では上記の疑問・要望にお答えします。

当記事は理系学生・院生向けの記事です。

 

本記事の内容

  • 就活の数打ちゃ当たる理論のホント
  • 就活の数打ちゃ当たる理論のウソ
  • 下手な鉄砲では選考の壁を貫けない

大手企業で基礎研究職に従事しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。

就活では第一志望だった企業に加えて、多分野(製薬、食品など)の企業から研究職の内定をいただきました。

 

エントリーした企業数は10社以下です。

 

就活時期になれば必ず出回る「就活はとにかくエントリーしまくれ!数打ちゃ当たる!」理論。

当理論に関するホント・ウソを当記事で解説しますね。

 

ちなみに結論を先に言ってしまうと、たくさん企業を受けることに意味はないです。

 

コロぽち
コロぽち
え!?そーなの!?
バイオさん
バイオさん
と、少しでも思った方は是非当記事をご一読くださいね!

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 「就活はエントリー数が大事」的な情報を一度でも聞いたことがある方
  • どれくらいエントリーすればいいかわからない方
  • ホワイト企業に就職したいと思っている方

就活の「数打ちゃ当たる理論」のホント

真実を示す看板

就活の「数打ちゃ当たる」理論は意味ないとぶった切ってみました!

が、実際それによって得られることは本当にないのでしょうか?

 

本項ではあえて数打ちゃ当たる理論のホントについて考えてみようと思います。

 

バイオさん
バイオさん
数打ちゃ当たるの例を「100~200社エントリー」と仮定します。

 

就活でとにかく100~200社エントリーしまくることで得られることは以下の通りです。

  • エントリーしたことによる謎の達成感が得られる
  • ESの書き方や面接のやり取りに慣れる
  • 様々な業界の情報を幅広く仕入れられる
  • 学生同士のコネ(人脈)が増える
  • 研究をしなくていい言い訳ができる

順々に説明していきますね。

大量エントリーしたことによる謎の達成感が得られる

登頂して達成感を味わっている男性

100~200社調査してそれらの企業にエントリーするには相当多くの時間が必要になります。

それゆえ、全エントリーし終わった後には(謎の)達成感を得ることができます。

 

きっとそれを達成したあなたは「これだけエントリーすればどこか1社くらいには受かるだろう!」と安堵しているはず。

 

コロぽち
コロぽち
就活に対する不安を解消するために、企業を調べまくるガムシャラ感は嫌いじゃないぞ。
バイオさん
バイオさん
なんで上から目線なのかわからないけど、確かにその企業数を調べてエントリーする行動力は凄い…!

 

実際に僕の知り合いにもエントリーしまくる人がいて、全然エントリーしていない僕にこんな素敵なアドバイスをくれました。

 

  • まだそれしかエントリーしてないの!?余裕だねw
  • もっとした方が良いよ!おすすめ企業教えてあげるからさ!

 

余計なお世話ってやつです(#^ω^)ビキビキ

 

「周りよりも企業を調べた」という達成感を得たい方は、数打ちゃ当たる理論は正義です。

 

コロぽち
コロぽち
なあなあ、ちなみにこの知り合いは就活どうなったん?
バイオさん
バイオさん
君のような勘のいい犬は嫌いだよ。

 

ESの書き方や面接のやり取りに慣れる

たくさんのエントリーシートを書いている人

エントリーすればするほど、その分のエントリーシートを書く必要があり、選考が進めば面接をこなす量も増えます。

それゆえ数打ちゃ当たる理論を採用すればESの質が上がり、面接に慣れるというメリットがあります。

 

  • 文章を書くことが超絶苦手…。
  • 人前で自分の意見を述べるなんて無理!

 

という方は、確かに本命企業の選考前にたくさんの企業でESや面接を経験しておく必要があるでしょう。

 

とはいえ面接は数社やればかなり慣れるので、ぶっちゃけそんなに多く経験する必要は1ミリもないです。

自分のESや面接のクオリティをとにかく高めたい場合は、数打ちゃ当たる理論に陶酔するのもあり!

 

バイオさん
バイオさん
なんか今、心の声がどこからか聞こえなかった?
コロぽち
コロぽち
気のせいだろ。誰も「そんなに面接をやる必要ない」なんて言ってないって。

 

様々な業界の情報を幅広く仕入れられる

多くの情報が貼ってあるノートパソコン

たくさんの企業情報を調べてエントリーする人は、多分野にわたる業界の知識を得ることができます。

理系学生で100~200社エントリーする人はそんなにいないので、就活中は周りから「知識人」としてあがめられるでしょう。

もしかしたら「○○って企業はどうかな?」と相談を受けるようになるかもしれません。

 

周りから就活中に頼られる貴重な人材になりたい!と思っているのであれば、徹底的にエントリーという弾を撃ちまくるのがおすすめです。

 

バイオさん
バイオさん
実際こういう人いたなあ。「○○会社はこういう文章だったらES通りやすい!」ってアドバイスしてくれる人。
コロぽち
コロぽち
その企業の採用担当でもないのに、何でそんなことがわかるんだ?

 

学生同士のコネ(人脈)が増える

就活でコネを増やした就活生たち

たくさんの企業にエントリーをすれば、それらの選考を通じて多くの就活生と出会うことができます。

僕の知り合いにもたくさんの就活生と出会い、自作した名刺を配りまくっていた人がいました。

そしてその出会いを通じてLINEを交換したり遊びに行ったりする強者も…。

 

コロぽち
コロぽち
いや、就活しろよ。
バイオさん
バイオさん
羨ましい…!(就活中にそれができてしまうのも一種の才能だから別にいいんじゃない?)
コロぽち
コロぽち
本音出てるぞ。

 

余談ですが、研究室配属後に出会いが少ないのは研究室あるあるだと思うので、就活を出会いの場と捉えるのは賢いかもしれません。

学生の人脈を広げたい(出会いが欲しい)方は「数打ちゃ当たる理論」で動くと得られるものはたくさんあるはず。

 

研究をしなくていい言い訳ができる

嫌なことから全力で逃げ出す馬

研究室が激務で逃げ出したい or 研究のやる気がない学生は、「数打ちゃ当たる理論」を採用することで研究室に行かない口実をつくることができます。

 

僕の例で恐縮ですが、知り合いに「就活があるんで~」と宣言して研究室に2~3か月くらい来なくなったレジェンドがいます。

指導教官から色々言われていたようですが「こちらは人生懸かっているんで」と言って、頑なに研究室に来ることを拒んでいましたね。

 

バイオさん
バイオさん
その期間中にモンハンのランクがめっちゃ上がったって言ってたよ。
コロぽち
コロぽち
就活してねえじゃねえか。

 

僕も毎日100回くらい研究室から逃げ出したいと思っていたのでめちゃくちゃ羨ましかったですね。

 

そんな発想で研究室休みながら就活するなんて、理系として論外ですよ本当に。

 

それができるなら僕もそうしたかったですわ!

 

とはいえ確かに社会人になる前の最後の休息と考えると「数打ちゃ当たる戦法」は有効なのかもしれません。

 

就活の「数打ちゃ当たる理論」のウソ

嘘を示す看板の群れ

というわけで前項では「数打ちゃ当たる理論」のホントに関してご紹介しました。

冷静に考察してみると確かに色々得られるものもあるんだなーという感じです。

 

コロぽち
コロぽち
え、あの論調でそんなまとめ方しちゃうの?
バイオさん
バイオさん
それでは「ウソ」に関していってみましょうッッッ!!
コロぽち
コロぽち
おい、聞けよ。

 

就活の数打ちゃ当たる理論のウソに関しては以下の通りです。

  • 数打たなくても内定獲る人はいます
  • 数打っても本命企業への内定率はそんなに上がらない
  • 「研究でも就活でも中途半端人材」になるリスク
  • 理論の実現には「お金」が必要

順々に説明していきますね。

 

数打たなくても内定獲る人はいます

少ないエントリーで内定を獲得する優秀な就活生

たくさん受けなくても内定を獲る就活生はいます。

僕もそうですし、僕が「この人には研究者としてもコミュ力でも勝てないな…」と思っていた同期もそれくらいしか受けていないです。

 

バイオさん
バイオさん
たくさんの企業にエントリーしても、無い内定は嫌だ!という不安を“一時的に”かき消してくれるだけです。
コロぽち
コロぽち
大事なのはエントリー数じゃなくて「その企業が本当に自分に合っているか?」を判断するための徹底調査だぞ。

 

あと、忙しいラボだと研究に割かなきゃいけない時間がめちゃくちゃ多いので、就活にそんな時間かけられないです。

 

時間がない理系学生・院生は本当に行きたい企業だけエントリーすればOK。

「滑り止め企業」にエントリーする必要なんてないですよ。

 

10社程度に絞れば1社あたりの調査時間も増やせますし、100社調べる就活生と比べたら10倍の知識量を持って臨めますので選考は有利になります。

 

数打っても本命企業への内定率はそんなに上がらない

内定率がぐんぐん伸びているところ

色々な企業にエントリーしても「本命企業」の内定率はそんなに上がりません。

 

もちろん多くの企業にESを出して面接を繰り返し経験しておけば、本命企業の選考までにある程度レベルを上げることは可能でしょう。

でも本命企業の内定に必要なのは「小手先の就活テクニック」よりも「この企業にどうしても入りたい!」という熱意。

その熱意を採用担当に“正しく”アピールするためには「他企業をたくさん受ける」ではなく、以下のようなことをしないといけません。

 

  • 本命企業の徹底調査
  • 競合他社との相違分析
  • 自分の価値観といかに合致しているかという理由づくり
  • 自分ならその企業で何ができるかのリスト化
  • その企業風土に合致する人材の特徴把握(OB訪問など)

 

コロぽち
コロぽち
ちなみに「熱意」ってただ元気を見せつけるだけじゃダメだぞ。
バイオさん
バイオさん
「自分は御社こそふさわしい」という理論をしっかり組み立てて、それを相手にわかりやすく伝えるのが「熱意」の正体ですね。

 

とはいえ、どの企業からでも求められる一握りの天才なら、こんな泥臭いことはしなくてもいいでしょう。

 

でも僕も含め世間一般の就活生は99.9%凡人なので、泥臭い作業をして、少しでも周りよりも違うところをアピールする努力が必須です。

就活の目的は「本命企業から内定をもらうこと」であり「内定数を競うこと」ではないので、弾をただ打ちまくるのが本当に良いのか一度考えてみましょう。

 

「研究でも就活でも中途半端人材」になるリスク

研究でも就活でも低評価をつけられる学生

数打ちゃ当たる理論を採用してしまうと、とてもじゃないですが研究まで手が回りません。

激務ラボでそれをやってしまうと研究も回らず、ESも低クオリティのものしか書けず、研究と就活両方が中途半端になってしまうかも。

 

前項のように研究室から離脱できるならまだいいですが、研究室によっては指導教官の逆鱗に触れてリアルに卒業できなくなる可能性があります。

 

バイオさん
バイオさん
せっかく頑張って企業にエントリーしたのに、お祈りされまくる知り合いをたくさん見てきました…。
コロぽち
コロぽち
個々のESに使える時間が少ないから、そりゃクオリティも低くなるわな…。

 

一方で、エントリー数を少なくすれば研究が忙しくてもそれなりに戦えます。

もしくは就活が始まる数か月前からコツコツと始めておくとかですね。

就活が始まってから数打ちゃ当たる理論を採用したら間違いなく辛くなるので、本当にその攻め方でいいのか再考してみましょう。

 

バイオさん
バイオさん
ちなみに「就活はいつから始めればいいか?」「研究と就活はどう両立するか?」という記事も書いてます。
コロぽち
コロぽち
ダメダメなこいつでも志望企業から内定獲れたノウハウが詰まってるから後で読んでみてくれ~
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理論の実現には「お金」が必要

無一文になってお金が入っていない財布

あとお金のない学生が考えるべきは「就活はお金がかかる」ということ。

移動費を負担してくれる企業もありますが、就活にかかる費用は基本的に自分負担です。(出してくれる企業もあります)

 

僕は貧乏学生だったので、そもそもたくさん企業を受けるという選択肢は無く、移動費も最小限で済ませる就活(低エントリー数)を心掛けていました。

 

コロぽち
コロぽち
関東の大学でも関西行くにはお金かかるもんな。
バイオさん
バイオさん
移動費は就活生の敵です!

 

エントリーしまくって時間も消費し、移動費でお金も消費し、そこまでやったのに内定を1つも獲れなかったとしたら…。

就活は本命の1社から内定がもらえればいいので、「浅く広く」ではなく「深く狭く」を心掛けたほうが無難です。

 

下手な鉄砲では選考の壁を貫けない

強力な武器で就活の壁を突破するところ

というわけで就活の「数打ちゃ当たる理論」に関してウソ・ホントを解説しました。

 

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」という言葉がありますが、選考の壁が厚ければ、まぐれで当てるくらいじゃ貫けない可能性大です。

 

貫くには1発あたりの破壊力を挙げて、確実に選考の壁を突破することを考えましょう。

ただのピストルを何発撃つよりも、ロケットランチャーを1発打ち込んだ方が突破できる可能性は上がります。

 

たくさんエントリーすること自体は「就活における成功」とそんなに関係ないので、周りに流されないようにしましょうね!

ではではっ

ABOUT ME
くりぷとバイオ
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。