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自分の研究が今後のトレンドになるかはSustainable Development Goals:SDGsから判断しよう

こんにちは。これからの研究トレンドを模索中の@ResearchKasouです。

本日は「自分の研究って本当に今のトレンドに乗れているの?」という疑問をどうやって解消すればいいかについて。

  • そんなの個々人の研究者によって意見が違うから、周りの意見を聞いてもそんなに意味がない…。
  • どうせなら研究費を分配する権力を持った人たちが興味を抱いている分野を知りたい。
  • 各国の首相クラスが宣言した「これから実現していく世界」「そのために力をいれていくべきこと」みたいなものはないの?

こんなことを僕も学生の頃にずっと考えていました。

本日はそれを満たす1つの指標「Sustainable Development Goals(SDGs):持続可能な目標」について紹介しますね。

 

SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

約15年に1回制定される国際的な目標

SDGsは「先進国・発展途上国問わず、2016年から2030年まで取り組むと定められた国際目標」です。

この国際目標は我々研究者も他人事では決してないので、ぜひ時間がある時にご覧くださいね。

MDGs(Milenium Development Goals)との違い

2001年から2015年まではMDGs(Milenium Development Goals)というものがありました。

ただしこれは「国連の専門家が支援して実現させる途上国の目標」であり、先進国が目標としているわけではありませんでした。

一方、今回のSDGsは国連全加盟国が達成目標として掲げているものなので、先進国も資金・人材・技術を投資してこの目標に取り組むようになっています。

言い換えれば、このSDGsには「日本が2030年まで取り組むこと」が記載されていると言っても過言ではありません。

これを把握しているのとしていないのでは、科研費などを申請する際に大きな差が生まれると僕は思っています。

SDGs 17目標

  1. 貧困をなくそう
  2. 飢餓をゼロに
  3. すべての人に健康と福祉を
  4. 質の高い教育をみんなに
  5. ジェンダー平等を実現しよう
  6. 安全な水とトイレを世界中に
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  8. 働きがいも経済成長も
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  10. 人や国の不平等をなくそう
  11. 住み続けられるまちづくりを
  12. つくる責任、つかう責任
  13. 気候変動に具体的な対策を
  14. 海の豊かさを守ろう
  15. 陸の豊かさを守ろう
  16. 平和と公正をすべての人に
  17. パートナーシップで目標を達成しよう

これらが「2030年までに国際社会が達成すべき目標」です。

それぞれの目標の詳細は以下をご参照ください。

持続可能な開発目標(SDGs-エスディージーズ-)~入門編~

あなたの研究はこれらのどれかを「ゴール」としてちゃんと思い描けていますか?

日本が考える8つの優先課題

このSDGsを加味して、特に日本が「優先課題と具体的施策」として掲げることはこちらです。

引用元:入門編 10枚でわかるSDGs(PDF)

 

SDGsをさらに日本用に特化させたものですので、日本の研究者の方々は特にこれらを今後意識すると良いかと。

学生の方は特に意識してみてくださいね。

「その研究が将来何に役立つの?」とか「それってやる意味あるの?」と質問された時、非常に有効な回答になりますので!

 

これからの研究は「ゴール」を明確にすることが必要

「もっと自分がやりたい研究をやらせてくれ!」

これは研究者なら誰もが内心思うことですよね。

「ノーベル賞になるレベルの研究も最初は”そんなことやる意味あるの?”からスタートしている!」

これもおっしゃる通りだと思います。

ただ、今は時代が違うのだと、僕は感じます。

  • 技術が発展して、世界のどこにでも一瞬で連絡できるようになった
  • どんな情報でも調べれば、すぐに理解できるようになった
  • 発展途上国、先進国の課題が誰でも簡単に共有できるようになった
  • 世界の課題が「我々の視界に」入ってくるようになった

この世界には、まだまだ解決しないといけない課題が溢れている。

研究って、こういう世の中の課題を解決するために存在しているはずです。

世の中を進歩させない研究って、何の意味があるんでしょうか?

こういうことを言うと「この研究の価値を知らない素人は黙っていろ!」と言われることがあります。

研究者としてのプライドがあるから、何もわかっていない素人に批判されたら「これだから素人は…」と思いたくなる気持ちもわかります。

でも我々研究者って、そういった何も知らない方々にも「この研究が実現する将来(ゴール)」をわかりやすく説明することも仕事の1つなんじゃないですか?

 

誰にも理解してもらう必要はない、ただ自分が面白いと思っているからそれをやるための研究費をくれ

 

では誰も応援してくれないに決まっています。

どうして一般人の方々を蔑ろにする研究者がいるのか…同じ研究者としては悲しいですね。

研究は「いまできないことをできるようにする」ために存在している

  • とてもじゃないが飲めない水を、科学の力で飲めるようにする
  • 病気で食事できない人を、科学の力で食べられるようにする
  • 今の技術では救えない人たちを、科学の力で助ける
  • 「遠くに行ってしまった孫に会いたい…」と思う人たちを、科学の力でコミュニケーションできるようにする

「いまできないことをできるようにする、では今できないことって何?」

これを普段から考えていれば、自分の研究が行き着くはずのゴールもきっと見えてきます。

どんなに実現からほど遠い基礎研究をしていたとしても、ゴールを思い描くのはとても重要なこと。

自分の研究で変えられる世界を明確にイメージできていると、研究のモチベーションも上がりますからね!

ぜひ普段から研究の「ゴール」を意識してみてください。

それでは、また!

参考情報

この記事を作成する際には、以下の記事・サイトを参考にさせていただきました。

この場を借りて深く御礼申し上げます。

持続可能な開発目標(SDGs-エスディージーズ-)~入門編~

持続可能な開発のための2030アジェンダ

SDGs(持続可能な開発目標)持続可能な開発のための2030アジェンダ 外務省

SDGsとは? イマココラボ(imacocollabo)

 

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