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就活ルール廃止で理系の就活は今後どう変わるか?【研究開発職編】

◯就活ルール廃止で理系学生・院生はどう動くべき?
◯研究開発職志望の場合どうすればいい?
◯企業人としての意見を何でも良いから知りたい!

 

当記事では上記の疑問・要望にお答えします。

 

本記事の内容

  • 理系学生の就活はどう変わるか?
  • 企業は今後「推薦採用」の数を増やすだろう
  • 研究開発職志望の学生は一流大学かビッグラボに行け

 

大手企業で研究開発職に従事しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。

2021年春入社予定の学生を対象とする就活ルールが廃止されるとのニュースが先日報道されましたね。

経団連、就活ルール廃止決定=政府主導の新方式に-21年春入社は現行通り

引用元:時事ドットコムニュース

 

それに伴い、研究開発職の就活にもそれなりに影響が出ると予想しています。

就活ルール廃止に伴ってインターンが盛んになるみたいな予想もありますが、それはあくまで文系就職の学生さんに向けた話。

理系学生、特に院生にも当てはまる内容ではないなあと思っています。

というわけで今回は研究開発職への影響を予想する記事になります。

この記事は4~5分で読めます。
読み終わったら「2020年以降の就活で研究開発職の切符を獲得する方法」がわかるはずです。

 

理系の就活はどう変わるか?(学部生)

就活ルールが変わって気合を入れなおす学生

学部生就職は厳しさを増す

最初に申し上げておきますが、学部生で研究開発職の内定を得るのは至難の業です。

だから理系と言えども学部生就職は「文系就職」と同等と定義して話を進めます。

 

理系学部生の就職は、就活ルールの廃止に伴って厳しさを増すと予想しています。

それは前述しましたが、文系学生と同じ舞台で戦わなければならないから

それがどれくらい厳しいかと説明すると、主に以下の2つがあります。

  • 理系学生はインターンシップなどの各種イベントに参加しにくい
  • 文系学生は3~4年次になると週5~6休みがザラ

順々に見ていきましょう。

理系学生はインターンシップなどの各種イベントに参加しにくい

就活ルールが廃止されたら企業はインターンシップなどの各種イベントから内定者を増やすと僕は考えています。

なぜなら企業側はいち早く優秀な学生を確保したいからです。

 

もしかしたら大学1~2年生限定のインターンシップとか今後登場するかもしれないので、理系学生はそれなら参加できる可能性があります。

しかし学生実験が始まる3年次、研究室配属されてからの4年次になったら、1~2週間のインターンでさえ参加が厳しくなるでしょう。(文系学生と比べて)

学部生での就活は文系学生よりも多くのチャンスを逃すという点で、むしろデメリットになりえます

文系学生は3~4年次になると週5~6休みがザラ

僕の文系の友人数名から聞いた話ですが、文系は年次が上がるにつれ、どんどんと休みの日が増える人もいるようです。

もちろんこれは配属されたゼミによって変わるので全員がそうというわけではありませんよ。

しかし「週1のゼミに参加すればあとは休み」というゼミも現実にあるようです。

 

バイオさん
バイオさん
こっちが毎日朝から深夜まで土日無く研究している中、週6休みとはなんてけしからん!(羨ましい)
コロぽち
コロぽち
本音出てるぞ。

 

週6休みだったら、一体どれくらいの時間を就活やインターンシップなどのイベントに使えるかわかりません。

あなたが一日10時間せっせと研究している間に、相手は10時間就活関連に時間を費やしているわけです。

たった10日で100時間もの差がつきます。

 

この劣勢条件の中、理系学生のあなたはどうやって勝ちますか?

学力?
コミュ力?
スポーツ?
バイトでの経験?
海外での経験?
語学力?

いずれにせよ「研究」で戦えない以上、厳しい戦いです。

 

コロぽち
コロぽち
まあコミュ力とかスポーツ、語学力は文系学生の方がレベル高いことも多いからなあ
バイオさん
バイオさん
正直、理系が想像するよりも遥かに高いスペックを兼ね備えているよね…本当に凄いよ。

 

前述の通り、学部生だと企業の研究開発職に内定もらうのは至難の業ですので、おそらく営業や経理・企画職などの採用になる可能性が高い。

であれば最低限持っていてほしい知識は「生物学」や「化学」ではなく、「経営学」や「経済学」です。

それは文系学生の方が勉強している分野のはずです。

 

時間もない、自由度も低いという理系学生が文系就職できる可能性は、就活ルール廃止によってさらに低くなると考えます。

あくまで可能性です。
もともと超ハイスペックな学生は理系でも余裕で内定が決まるでしょう。

 

研究開発職は今後「推薦採用」が増えるだろう(院生)

推薦によって採用が決まる就活

就活ルール廃止によって、企業は研究開発職の採用を「推薦」にシフトしていくと推察します。

理由はただ1つ。

  • 企業はこれから時短・効率化・自動化を意識せねばならない

説明しますね。

企業はこれから時短・効率化・自動化を意識せねばならない

時短を意識させる砂時計

昨今の流行りを受け、企業は今やどこも「時短・効率化・自動化」です。

企業としては「優秀な学生を多く採用したい」といつも考えているはずですが、採用をいかに短い時間で効率よく達成するかを考えなければならない時代になっています。

今までのように「エントリーしてくれたESは全部しっかり読む!」みたいなこともできなくなっていくかもしれません。

 

たとえば、最近ではエントリーシートをAIに判断させる試みを実施する企業もでてきていますね

 

こういったツールが出てくると、企業は以下のようなふるい分けを設定する可能性があります。

~設定例~

  • 大学偏差値が60以下の学生が書いたESはまずAIに評価してもらう
  • TOEIC730点以下の学生が書いたESはまずAIに評価してもらう
  • 当社が求める○○というスキルを持っていない学生のESはまずAIに評価してもらう

研究開発職で考えたら、やはり有名ラボ・ビッグラボの学生さんは修羅場をくぐってきているのでハイスペックの可能性が高い

化学分野だったらAラボ、Bラボ、Cラボ、Dラボ以外の学生さんはまずAIで書類評価してもらおう。

みたいなことになる確率はけっこう高いんじゃないかと個人的に推察しています。

こういったツールの使用だけでなく、企業としては「これから力を入れていきたい研究分野のビッグラボ」の知見・経験が欲しいわけです。

であればもう一般公募で募集をかけるよりも、狙ったラボの学生さんを推薦で集めたほうが企業としても効率良いと思いませんか?

「そんな不平等なんて許されるか!」と思うかもしれません。
しかし逆に考えれば「意図的にそういったラボに行けば有利になれる」ということですよ。

 

より時短で、効率よく、自動で優秀な学生を獲得する!

これを達成するのに有効な戦略は「AI・ロボットによる評価」と「推薦採用」だと僕は企業人として考えます。

それゆえ今後は自由採用よりも推薦採用が増えていくと予想します。

研究開発職志望は一流大学かビッグラボに行け

有名ラボ・ビッグラボを表す図

というわけで今回の内容は以上です。

かなり現実的な話になってしまいますが結局のところ、

  • 高校時代にめちゃくちゃ勉強して有名大学に入ってしまう
  • ビッグラボに配属されてめちゃくちゃしごかれて内定も研究力もゲットする

というのが研究開発職への切符を掴むための近道になると考えます。

 

自分で言っていて「なんだかなあ…」という気持ちは拭えないですが、研究も就活も「勝負の世界」なので致し方がありません

誰にでも平等な採用チャンスを!

というのは現時点でも実現していませんし、時代の流れを考えると、しばらくは平等に向かうこともないでしょう。

AIにふるい落とされる就活システムが到来するはずない!とは考えにくいので、2020年以降に就活を始めるあなたは今から虎視眈々と準備を進めておきましょう。

 

いま3年生の学生はまだ研究室配属されていない人も多いと思うのでチャンスです。

研究室配属の際にはビッグラボを選択するようにしましょう。(研究開発職に就きたいなら)

ではでは。

 

就活ルール廃止に関しては、以下の雑誌が非常に詳しいです。

間違いなく参考になるはずですので、興味を持った学生さんは手元に置いておきましょう。

 

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