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理系が研究職に就くために資格・スキルは何を得るべきか?【王道中の王道を3つ紹介】

研究職に就くために取っておいた方が良い資格・スキルってありますか?

もしくは「取っておけば良かった」と思うものは?

時間があるうちに、取れるものがあれば取っておきたいです。

 

当記事では上記の疑問にお答えいたします。

当記事は理系学生向けの記事です。

 

本記事の内容

  • 大前提:研究職に就くために最も必要なのは資格・スキルではなく「研究力」
  • 理系学生が研究職に就くために取っておきたい資格・スキル
  • 理系の研究職に就くなら資格・スキルは+αで、研究の経験が大事。

 

修士で大学を卒業後、大手企業で研究をしているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。

今回はpeingで質問いただいた下記の内容にお答えしたいと思います。

研究職に就くために、学生時代に取っておいた方が良い資格などはありますか?

教えていただけると幸いです。

 

結論から言うと、「この資格・スキルを持っていないと研究職は厳しい」というものはありません。

僕は修士卒で様々な企業の研究職・研究開発職の内定を頂けたので、Ph.Dですら必須ではないと考えます。

 

が、僕が企業に入ってから「ああ、この資格やスキルがあれば良かったな」と思うものはいくつかあります。

それゆえ当記事では、それら資格やスキルについて解説しますね。

この記事を読んでもらえれば「学生時代に取るべき資格・スキル」がわかります。

 

大前提:研究職に就くために最も必要なのは資格・スキルではなく「研究力」

まず必要な資格やスキルを語る前に、大前提をお伝えしておきます。

研究職に就く上で最も必要なのは「研究力」です。

 

例えば研究力は以下のような能力だとお考え下さい。

 

  • 過去情報の蓄積力
  • 実験スキル
  • コミュニケーション力
  • テーマ提案力
  • 計画力
  • 5〜10年後のトレンドを見抜く力
  • 指導力
  • 文章力(論文執筆時などに必要)
  • プレゼン力

 

これはプロスポーツ選手で例えるなら「身体能力&技術力」のようなもの。

研究力がない状態で、資格だのスキルだの言っても無意味なのでご注意!

 

なぜなら、プロ野球選手を目指す学生がめちゃくちゃピアノを頑張ってるようなものだから。

ドカベンの殿馬選手は、野球の能力も卓越してたからピアノをやっていられただけ。

 

プロ野球選手になりたいなら、最も力を入れるべきは野球ですよね。

プロ棋士になりたいなら、1番時間を投資すべきは将棋ですよね。

 

これは研究職においても全く同じです。

研究でお金を稼ぎたいのであれば、やはり研究をしなければ。

 

まずはこの前提を把握していただいた上で、資格やスキルの話をしますね。

 

 

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理系学生が研究職に就くために取っておきたい資格・スキル

研究職に必要になる資格やスキルを表すイメージ

僕が企業研究者になってから「学生時代に取得しておけば良かったな」と思うのは以下の通りです。

 

  • 英語力を証明するもの(TOEIC, TOEFL)
  • プログラミングスキル
  • 博士号(Ph.D)

 

順々に解説していきますね。

 

英語力を証明する資格(TOEIC, TOEFL)

理系研究職に求められる資格の1つ「語学力」

語学力はやはり理系研究職において、最もアピールできる資格でしょう。

企業研究では当然、語学力が重要です。

 

なぜなら国際学会に行くだけでなく、ビジネスとして海外ラボのボスとディスカッションすることが求められるから。

テレビ電話で会話するということもあります。

 

コロぽち
コロぽち
で、お前はどれくらい会話できるわけ?
バイオさん
バイオさん
・・・・・・
コロぽち
コロぽち
(なんか、喋れよ…)

 

僕が企業に入ってから、最もやっておけばよかったと後悔しているのが語学力。

本気で後悔してます。

地面にめり込むくらい後悔してます。

 

最近は自動翻訳機のクオリティも上がってきているようですが、まだまだビジネスの場に登場することはないでしょう。

それゆえ、学生のうちから語学勉強をするのは大事。

 

 

僕は今、TOEIC900点・TOEFL-iBT100点を目指しております。

もし学生の段階でこれらを達成できたら就活でかなり高評価でしょう。

 

僕は本当に英語が苦手なので、TOEICの公式問題集や、巷で話題のスタディサプリ ENGLISHなどをフル活用してます。

 

英会話だけだとイマイチ実力向上が見えにくい部分もあるので、まずこれらの資格を取るために英語に触れていくのが良いと考えます。

 

個人的なイメージではありますが、TOEIC900点→TOEFL-i BT100点→英会話毎日の順でもいいのかなーと。

TOEICとTOEFLでも、高得点を獲るためには英語力の基礎力向上が不可欠なので。

 

「英語を話したいのに、毎日英会話やらないとか舐めてるの?」

とか英語の神に怒られるの覚悟で言いますが、僕はとりあえずTOEICとTOEFLをクリアしてから、ネイティブキャンプレアジョブ英会話を毎日やります笑

 

プログラミングスキル

ブログミングの資格を取得しようとしているところ

プログラミングスキルも、もっと真面目にやっておけば良かったなと後悔しています。

なぜならプログラミング、特にバイオ系ではpythonやRが使いこなせるとデータ処理力が大きく向上するから。

 

僕の先輩に細胞や実験動物を易々と扱い、かつそこで得たビッグデータを自らプログラミングでさばくという化け物がいます。

バイオ系wetの実験スキルもさることながら、実験後の処理速度も異常に高いという。

 

コロぽち
コロぽち
一体、お前の何人分に相当するんだろうな笑
バイオさん
バイオさん
10人分以上の働きをしているに違いない。

 

プログラミングと言われると、人によっては「何かのアプリをつくるの?」と思われがちかもしれません。

が、自分の生産性を上げるという意味でも、プログラミングは超有用なのです。

例えばRというプログラミング言語使えば、実験結果の統計処理もかなり簡単にできます。

 

学生は社会人よりも時間があります。

今のうちにこれら言語の基礎だけでも作っておくと、研究職の面接時でもアピールできるようになりますよ。

 

例えば学生のうちにやりたいならUdemyはおすすめですね。

Pythonなどの言語だけでなく機械学習なども学べる講義用の動画がたくさんあって、1,500円くらいで視聴できるのが良いです。

何度でも見返せるので、寝る前に少し復習したり、通学中の電車の中とかでも勉強できますよ。

 

是非あなたもプログラミングに取り組んでみては?

 

コロぽち
コロぽち
最近、プログラミングできる人材は給料も高いしな。
バイオさん
バイオさん
アメリカだと平均年収1,270万円くらいっていうしね…。

 

 

今は「人工知能の時代」と言われていることは、あなたもご存じだと思います。

研究もできて、そしてプログラミングもできるという人材は、どこの企業でも引く手数多でしょう。

博士号(Ph.D)

理系研究職に役立つ資格である博士号
コロぽち
コロぽち
(あれ…冒頭で「Ph.Dは必須ではない」とかコイツ言ってたよな…?)
バイオさん
バイオさん
必須ではないけど、研究やる上でこれほど重要な資格ないでしょ。

 

研究職に就きたいなら、やっぱりPh.Dは強みになります。

 

なぜならPh.Dが無くても研究職に就けますが、修士卒で研究職につくと異動で全く違う職種になる可能性もあるから。

 

研究で人生を過ごしたいなら、Ph.Dを獲らない理由はない。

企業に入ってからPh.Dを取得する方もいらっしゃいますが、企業の事情で獲りたくても獲れないというケースも多々あります。

 

もちろん開発や生産、技術営業など様々な経験をしたいと思っているのであれば、修士卒で全く問題ありませんよ。

むしろその場合は修士卒の方が早くその職種の経験を積めるので、修士卒の方が有利と言えます。

 

が、研究職の面接で優位性をアピールしたいのであれば、Ph.Dは「研究力」の次に重要なものになるでしょう。

 

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理系の研究職に就くなら資格・スキルは+αで、研究の経験が大事。

研究職に就くために必要な資格を探しているところ

というわけで「研究職に就くために取っておいた方が良い資格・スキル」に関してご説明しました。

語学力とPh.Dが重要なのは特に言うまでもないことだと思いますが、個人的にはプログラミングも今後重要になると考えています。

否が応でも、これからの世界は「ビッグデータを扱う世界」になりますからね。

 

ただし最初にもお伝えしましたが、研究できるのが大前提です。

研究力をまずしっかり磨いてから、その後に語学力かプログラミングスキルのどちらかをまず鍛えましょう。

大学生活・大学院生活は長いので、今からコツコツ始めていけば就活時には立派な「武器」になっていること間違いなしです。

 

ぜひ周りのライバルよりも先取りして、これらの資格・スキルを獲得すべく行動してみてくださいね!

それでは当記事は以上です。

 

当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。

ではではっ

 

ABOUT ME
くりぷとバイオ
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。