せっかく研究室に入るなら、環境が良い研究室に入りたい。
かみ合わない人間関係や理不尽な厳しさのせいで、つらい研究室生活を送りたくない。
研究室選択のノウハウがあれば教えてください!
当記事では上記のご要望にお答えいたします。
本記事の内容
- 「研究室がつらい」とならないために読むべき研究室選択に関する極意
修士で卒業後、大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
当記事では「研究室生活がつらいし、もう行きたくない」となってしまう未来を避けるために、研究室選択のノウハウを解説します。
弊ブログで執筆した「研究室選択」に関する記事をまとめておりますので、当記事をご一読いただければ研究室の選び方には困らないかと。
研究室選びはその後の人生に大きな影響を及ぼすイベントですので、ぜひ参考にして希望研究室への切符を獲得してくださいね!
- これから研究室配属を控えている人
- 大学院から研究室を変えようと悩んでいる人
- どうせ研究をやるなら一流を目指したい人
目次
「研究室がつらい」とならないために読むべき研究室選択に関する極意
「良い研究室」を選ぶために、あなたに知ってほしい研究室選びの極意は以下の通りです。
- 研究室に入る前に学部生がやっておくと良いことは5つある
- 楽な研究室を選ぶと「研究室がつらい」となるので注意
- つらい研究室に配属されないための方法論(真似してOK)
- 研究室の選び方を知って「つらい研究室」を回避しよう
- もし「つらい研究室」から避けられないならビッグラボに行け
順々に説明していきます。
研究室に入る前に学部生がやっておくと良いことは5つある
あなたが希望する研究室に入るためにやっておくと良いことは5つあります。
実際に僕が配属前にやっていたこと、もしくは振り返ってみて「やっておいた方が良かったな」と思ったことは下記の通りです。
- 試験勉強(直前の鬼勉強)
- 希望する研究室にいる先輩に話聞く
- 配属希望する研究室が出している最新論文を読む
- 希望する研究分野のニュースを調べてみる
- 希望する研究室を見学する
上記5つを配属前にしっかりこなしておくと、配属決めが成績だろうが面接だろうがかなり有利になれますよ。
なお上記5つに関して、さらに詳細に解説した記事は以下になります。
ぜひご覧ください。
楽な研究室を選ぶと「研究室がつらい」となるので注意
研究室の選び方には様々な考えがあると思いますが、以下のような特徴をもつ研究室は避けるべきです。
♩いいな いいな ホワイト研っていいな
優しい教授にキレイな設備
週一登校卒業できる
ぼくもしたい 卒業したい
ふらふら フラスコ握って また実験♩— 研究室にいるだけで褒めてくれるbot (@Labo_hmr) December 26, 2018
確かにこういった研究室は「楽に卒業できる研究室」かもしれません。
しかし「将来的に楽になれる研究室」ではないのです。
世間的に「ホワイト研究室」に称されるところに配属された知り合いは、そのほとんどが研究に関係ない職種しか内定は獲れなかった。
もし研究に関係する職に将来携わりたいのであれば、自分を成長させてくれる「ホワイト研究室」に行った方が絶対に良いです。
では、どんな研究室を選べばいいのか?
下記の記事に詳しくまとめておりますので、こちらをぜひご一読ください。
つらい研究室に配属されないための方法論(真似してOK)
研究室配属決めには色々な方法があります。
僕が知っている限りでも以下のような決め方があります。
- 教授と面接
- 成績順に決定
- 学生同士の話し合い
- ジャンケン
どんな決め方になっても良いように、それぞれの決め方に対する「攻略法」が必要ですよね。
下記記事はそれらの攻略法をまとめた記事になります。
下記記事はGoogle検索で「研究室配属」と検索すると最上位に表示される記事でして、非常に多くの方に読んでいただいております。
あなたの研究室選びをアシストすること間違いなしですので、ぜひご一読ください。
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研究室の選び方を知って「つらい研究室」を回避しよう
研究室選びは、あなたの人生に大きな影響を与える重要なイベントです。
できることならあなたが理想とする研究室を選びたいですよね。
ただ、「どういった研究室が良いのか自分でもよくわかっていない」という方もいるかと思います。
そこで下記記事にて「研究室を選ぶ際に見るべきポイント」を詳細に解説しております。
例えば以下のような情報をまとめております。
- 研究室ホームページは更新されているか?
- コアタイムは明記されているか?
- 研究費は豊富か?
- 先輩が後輩を指導する文化があるか?
- 毎年一定の研究業績があるか?
こういった情報をなぜ調べておくのが良いのか?
調べるとどんなメリットがあるのか?
といったことを詳細に解説しておりますので、「研究室に対するこだわりがない」という方でも良い研究室を選べるようになりますよ!
もちろん明確な目標があって研究室を選びたいという方にも役立つ内容に仕上げております。
ぜひご一読ください。
もし「つらい研究室」から避けられないならビッグラボに行け
せっかくなら自分を大きく成長させてくれる研究室に行きたい!
と思っているあなたはビッグラボに行くことをおすすめします。
ビッグラボは世界的に見ても極めて優れた成果を出せる研究室のことでして、研究費が豊富だったり人が多くいたりなどの特徴があります。
以下のような特徴を満たす研究室だとお考え下さい。
- 継続的にhigh-impactジャーナルに論文を出せる(実力面)
- 外部から優秀な人材が集まってくる(名声面)
- 優秀なポスドク・博士課程学生が下を育てる文化がある(教育面)
こういったビッグラボはかなり激務であることが多いですが、得られるものは非常に多いです。
下記記事にてビッグラボに時間を投資すべき理由を詳細に語っております。
研究室選びに迷っている方や院転を考えている方に役立つ内容だと思っておりますので、ぜひご一読ください。
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研究室生活がつらい・行きたくないとなるかどうかは配属前から決まっている
というわけであなたの研究室選びに役立つ弊ブログ記事をまとめました。
よくネットなどで調べると「研究室生活がつらい、行きたくない」という意見を目にします。
これは「指導教官との性格不一致」や「激務」など様々な理由があるので、ぶっちゃけ運次第とも見れるかもしれません。
しかし、実は「危険な研究室」というものは研究室配属前に情報を調べて準備することで避けることができます。
当記事で紹介した記事を一通りご覧いただければ「研究室を選ぶ前にこう動けばいいのか」とわかっていただけるはず。
周りの同期がまだ行動を開始していない頃からコツコツ対策を打って、希望する研究室への切符をゲットしてくださいね。
あなたが良い研究室生活を送られることを祈念しております。
当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。
ではではっ