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大学院の研究で徹夜を経験するメリット・デメリットとは?【企業研究者の立場から振り返る】

○大学院の研究で徹夜実験・徹夜で資料準備するのが辛い。
○徹夜で作業するとかナンセンス。なんでこんなことしなきゃいけないの?
○研究で徹夜を経験することに何の意味があるの?

 

本記事では上記の悩み、疑問にお答えします。

✔ 本記事の内容

  • 徹夜で研究することは必要か?
  • 徹夜で研究するライバルにあなたはどうやって勝つか?
  • 大学院で徹夜を経験した人間が企業研究者になって感じたメリットデメリット
  • 「徹夜で作業するとか時間管理できてないね」という他者の意見は無視せよ

 

大手企業で研究職に従事しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。

大学院生時代には徹夜で実験、徹夜で資料準備などを何度も何度も経験しております。

時間管理ができていないと叱責されるのも止むなしですね。

 

ただ、そのおかげもあり筆頭著者論文を複数投稿することができました。

 

今回の記事では、そんな徹夜人間が企業に入って感じた「大学院時代に徹夜することのメリット・デメリット」に関して解説します。

 

この記事を読んでもらえれば「徹夜するとか時間管理ができていない凡人」みたいな中傷に対しても動じなくなります。

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 徹夜してでも成果を出したい方
  • 自分の意思でどんどん研究を進めたい方
  • 大手企業の研究職で働く社員の考え方を知ってみたい方

 

徹夜で研究することは必要か?

徹夜で研究に取り組んだ大学院生の成果

結論からズバッと言いますが、研究は時として徹夜が必要です。

例えば雑誌会の資料を作ったり、学会ポスターをギリギリまで洗練させたり、研究の発表練習を徹底的にしたりなどです。

 

 

別にそんなこと徹夜しなくてもできるよね?

 

 

というあなたのご意見も確かにわかります。

しかしどんなにスケジュールをしっかり管理していたとしても、予期せぬ仕事依頼は降ってきます。

余裕を持ってスケジューリングしていたのに、ボスの鶴の一声で地獄の予定と化すなんて研究業界ではザラにあるはずです笑

 

コロぽち
コロぽち
別にそんな依頼断ればいいじゃんよ。
バイオさん
バイオさん
断るかどうかは個々の価値観によるよね。

 

自分のスケジュールを死守したいからシレッと断るのも当然あり。

でもそういった仕事をこなすからこそ、得られることもあると個人的には思ってます。

 

バイオさん
バイオさん
ボスから振られた雑務をこなしてたら、飲みに連れて行ってくれたりとかもあります。
コロぽち
コロぽち
そこで研究に関して色々ディスカッションしたりするのは超メリットなんだよな〜

 

徹夜で研究するライバルにあなたはどうやって勝つか?

徹夜で研究するライバルと戦う人

研究として成果を出したい、ライバルに勝ちたいと思うのであればハードワークは必須です。

少なくとも僕が知っている限りでは、本当に研究ができるという人はハードワーカーばかり。

僕よりも頭がキレッキレなのに、僕よりも朝早く研究室にいて夜遅く帰ったりが普通。

徹夜も平気、という肉体の限界を振り切っている人たちもいます。

 

コロぽち
コロぽち
研究に限らずどの分野でもそうだけど、成果を出してくる人の作業量は異常だよな。
バイオさん
バイオさん
自分よりも才能ある人達が、自分よりも努力してくるからタチが悪い…

 

ずっと徹夜だらけの生活をしていると寿命が縮まるのは間違いありません。

しかし、体が動く20代や30代前半は何かを成し遂げるために徹夜を経験することも時として必要と考えます。

 

大学院で徹夜研究を経験した人間が企業研究者になって感じたメリットデメリット

天秤でメリット・デメリットを計っているところ

大学院生活で徹夜を経験したことによるメリット

大学院生活で徹夜を何度も経験したことがある僕が、企業研究者になってから感じたメリットは以下の通りです。

 

  • え、もう帰って良いんですか問題
  • 何が起きても「大学院時代よりマシ」という思考になる

 

順々に説明しますね。

 

え、もう帰って良いんですか問題

え、もう帰っていいんですか?問題

企業の研究部署に配属されて1日目で感じたことがこれですね。

17時くらいになると上司の方から「キョウハモウカエッテイイヨ!」という呪文が。

 

バイオさん
バイオさん
すみません何を言っているのかわかりませんでした。
コロぽち
コロぽち
キョウハモウカエッテイイヨって聞きなれない呪文だよな。

 

どうやら弊社は朝8時半くらいに出社すると17時くらいにキョウハモウカエッテイイヨという呪文を言われるのが特徴のようです。

不思議な文化の会社ですね。

 

結局訳もわからぬまま会社を放り出された僕は、そのままカフェに移動して4〜5時間くらい論文読んだりしてました。

 

コロぽち
コロぽち
いや、帰ってもっと休んだり遊んだりしろよ
バイオさん
バイオさん
17時ってこれから実験始めたりする時間だけど…

 

大学院時代には17時に帰宅するなんてあり得ないことだったので、企業に入ってからカルチャーショックが凄い。

これが企業…!と痛感した瞬間でもあります。

メリットというか嬉しい誤算の1つ。

 

何が起きても「大学院時代よりマシ」という思考になる

何が起きても大学院時代よりマシという思考になる

企業に入ってから今まで様々なトラブルや残業に見舞われてきましたが、この思考がめちゃくちゃ役に立ってます。

そもそも給料が出ている時点で大学院の頃よりも100,000,000倍マシです。

大学院時代は当然無給だし、日付が変わってから帰るのが普通だったので。

 

会社だと実験がトラブったり、急遽仕事を依頼されても「まあ終わるのが21時くらいか…」と思うだけ。

 

コロぽち
コロぽち
お前にとってはこれからもう一回実験しかけるくらいの時間帯だな…
バイオさん
バイオさん
21時にタスクが終わって猛烈に感謝されるとか違和感が凄い。

 

大学院時代の研究で徹夜を経験することで、企業の荒波も平気で乗り越えられるようになります。

 

大学院生活で徹夜を経験したことによるデメリット

一方で、徹夜を経験してしまったことのデメリットは以下の通り。

 

  • 徹夜でやればいいか思考になる
  • 仕事が早く終わっても休もうという気持ちにならない

 

1つずつ解説していきます。

 

徹夜でやればいいか思考になる

徹夜でやればいいか思考になる

これは社会人としてアカン思考だと個人的に思っています。

どうしても終わらない量のタスクは徹夜でこなせばそれなりになんとかなると考えてしまうのは危険ですね。

 

バイオさん
バイオさん
若い頃はそれでも良いけど…
コロぽち
コロぽち
40〜50代でその生活してたら体が崩壊しそう。

 

あと、膨大なタスク量を無理してこなしてしまうと上司の方も「あいつはあの量でもできる」と判断してしまいがち。

それは結構マズい状況でして、僕も企業に入ってから「与えられたタスクを断る勇気」の重要性を痛感しています。

徹夜でやれる!という思考の持ち主はあえて70〜80%くらいの力でやり続けるのがいいのかもしれません。

 

仕事が早く終わっても休もうという気持ちにならない

仕事が早く終わっても休もうという気持ちにならない
コロぽち
コロぽち
そんなことある?笑
バイオさん
バイオさん
もっとやらないと!って不安になるんだよね…

 

仕事が仮に17時に終わったとしても「ヒャッホォォォォォ!」ってなりません。

退社後にカフェに行き、23時くらいまで論文読んでたりしてます。

もちろん飲み会がある時は行きますが、帰ってからどうしても何が作業したくなってしまいます。

 

バイオさん
バイオさん
実はブログもその一環で始めました。
コロぽち
コロぽち
(この仕事中毒者が…)

 

研究人生を長く続けていくためには休息が必要なのは自明ですよね。

 

休んでも良いのだろうか…

 

と不安になってしまう気持ちもあるかもしれませんが、そこはスパッと休んでしまった方が良いです。

休むのもある意味で「仕事」ですからね。

 

「徹夜で作業するとか時間管理できてないね」という他者の意見は無視せよ

徹夜で作業するとか時間管理できてないねという人を無視している人

というわけで徹夜を経験するとどんなメリットデメリットをもたらすのか解説しました。

こういう話をすると「徹夜とか時間管理ができない証拠!」とか言ってくる人が必ずいます。

が、基本的に無視でOKです。

 

僕は作業量を増やすことで大学院時代に論文を複数投稿できました。

結果的に、時間管理をしっかりした(?)同世代よりも成果を出してます。

 

バイオさん
バイオさん
成果に繋がらない時間管理とかほんと無駄だよね(真顔
コロぽち
コロぽち
急にダークな発言するのやめろや

 

時間管理をすれば結果が出るわけではないので、時間管理が目的にならないようにしましょうね。

結果を出すために時間管理するのが正解です。

 

成果を出すために徹夜が必要なんだ!と自分が思ったなら、周りの目を気にせずガンガンやりましょう!

ではではっ

 

ABOUT ME
くりぷとバイオ
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。