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Twitterで論文紹介するのが正直メリットしかない件【モチベーションアップ間違いなし】

Twitterで論文紹介している人ってたまに見るけど、何か良いことでもあるの?

論文紹介をTwitterでするメリットがあれば教えてほしい。

 

当記事では上記のご要望にお応えします。

 

本記事の内容

  • Twitterで論文紹介するメリット5選

 

修士で大学を卒業後、企業で研究をしているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。

定期的に以下のような論文紹介ツイートをしております。

 

元々「論文を読む」という行動自体が趣味でして、毎日必ず論文1本は目を通すようにしています。

ただ「せっかくだし読んだ論文をSNSで発信してみるか」と思って試しにやってみたら、思わぬメリットがたくさんありました。

 

そこで当記事ではその経験を踏まえ、「研究者がSNSで論文紹介するメリット」に関してご説明しますね。

数分で読めますし、読んでいただければ「なぜ今までSNSで論文紹介しなかったんだ…!」と思ってもらえるはず。

 

どうぞご覧ください。

 

 

目次

Twitterで論文紹介するメリット5選

TwitterなどのSNSで論文を紹介しているところ

僕が普段からTwitterで論文紹介をしていて感じるメリットは以下の通りです。

 

  • 論文の要約練習になる(長い補足ツイートは不要)
  • Twitterを論文メモとして活用できる
  • 専門家からの意見をいただける
  • フォロワーさんが増える
  • 自分の研究に良い効果をもたらす

 

1つずつ説明していきますね。

 

論文の要約練習になる(長い補足ツイートは不要)

Twitterで論文紹介文を考えているところ

Twitterで日々論文紹介をしていると、論文を短く要約する力が身に付きます。

というのもTwitterは「140文字/ツイート」という文字制限があり、その中で論文の面白さを伝えるのはけっこう難しいからです。

 

論文の面白さを伝えるには、色々な情報が必要です。

 

  • なぜその研究は行われたのか?
  • その論文ではどういう実験が行われたのか?
  • その結果どうだったか?
  • その結果に対してどのような考察がなされているか?
  • 今後どのように研究を活かすのか?
  • (論文を読んでどう感じたか?)

 

これらを全部140文字で伝えるのは、次元を歪ませない限り無理です。

 

コロぽち
コロぽち
ならそのツイートを補足する形でどんどん投稿していけばいいじゃん。
バイオさん
バイオさん
よほどのことが無い限り、ツイートをかぶせても読まれないという現実があります。

 

あなたも経験があるかもしれませんが、補足ツイートって最初のツイートと比べてあまり読まれないですよね?笑

僕の個人的経験でいくと、仮に最初のツイートが「100いいね」だったとしても、補足ツイートは「10いいね」くらいです。

最初のツイートの10%程度の反応率であることが多い。

 

Twitterはフォロワーさんのために良い情報を発信して、見て・読んでもらうことが正義だと僕は思ってます。

Twitterの価値観は人それぞれなので異論OK。

 

僕も初期の論文紹介ツイートでは補足ツイートを入れていたのですが、あまり読まれないというデータを得てからはやめました。

長々とツイートしてもフォロワーさんのニーズに合致しないからです。

 

それゆえ今は「いかに140文字でこの論文の価値を伝えるか?」に焦点を絞っています。

発信方法は個々人の自由ですが、あえて文字制限縛りがあると要約能力を磨けるのでおすすめですよ。

 

Twitterを論文メモとして活用できる

Twitterで論文紹介ツイートを整理しているところ

Twitterで論文紹介をしていると、Twitterを論文用クラウドストレージのように使うことができます。

 

例えばハッシュタグで「#論文メモ」とつけて論文紹介ツイートをするとします。

その後Twitterで「#論文メモ」と検索すると、過去の論文紹介ツイートが検索できるんですよね。

 

例えば「#最新研究」と入力していた僕の論文紹介ツイートで、以下のようなものがあります。

 

これは今年の一月にツイートしたものですが、ハッシュダグで検索すると数秒で検索することができます。

 

バイオさん
バイオさん
ちなみに他の人がつけないようなハッシュダグにするのがおすすめです。
コロぽち
コロぽち
「#論文」とかだと他の人のツイートも引っかかってくるので注意な。

 

「#バイオ論文紹介」「#趣味系論文紹介」とかでハッシュダグの場合分けをすると、さらに検索しやすくなります。

 

僕はこれまで読んだ論文をexcelなどでまとめていたのですが、最近はTwitter上で管理するようになりました。

どれくらいの注目度を持った論文かも「いいね」や「RT」で推し量ることができます。

 

たくさん「いいね」や「RT」をいただいた論文を社内の知り合いに共有すると喜ばれるという個人的相関結果もあります笑

「客観的評価」を伴った論文メモとして活用できるので、Twitterでの論文紹介はおすすめです。

 

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専門家からの意見をいただける

Twitterで論文紹介すると、その紹介領域の専門家から有益な情報をいただくこともできます。

例えば下記の論文紹介ツイートをしたときには、以下のような貴重な情報が…!

 

これはTwitterで論文紹介するかなりのメリットでして、僕が知らない+超重要な情報をいただくことができるという…!

SNSって本当に素晴らしいなと実感する瞬間でもあります。

 

自分で調べると数十分~数時間かかるかもしれない価値のある情報探しが、一瞬で完了してしまうのは本当に凄いです。

フォロワーさんに有益情報を発信すると、巡り巡って自分にも役立つ情報が戻ってくるのでSNSは最高です。

 

フォロワーさんが増える

Twitterの論文紹介してフォロワーが増えているところ

Twitterで論文紹介をすると、とても嬉しいことにフォロワーさんが増えます。

例えば下記ツイートはTwitterを開始してから初めてのバズですが、結果的にこの1ツイートでフォロワーさんが500~600人くらい増えました。

 

バイオさん
バイオさん
ちなみになぜバスったのかは不明であります…。
コロぽち
コロぽち
それがわかったら苦労してねえって。

 

僕はブロガーとして活動しているので、自分の記事をたくさんの人に読んでもらいたいです。

フォロワーさんが増えると自分の記事を読んでもらえる可能性も上がりますので、フォロワーさんが増えるのは重要なことと捉えています。

 

もちろんただ増えればいいというわけではなく、僕の情報を必要としてくれるフォロワーさんと繋がりたいですね。

フォロワーさんをただ増やすだけならお金でも買えちゃいます。でも、それに意味はないですよね。

 

Twitterで論文紹介をすると、研究に興味がある方とどんどん繋がれるので楽しいですよ。

自分の研究に良い効果をもたらす

Twitterの論文紹介がモチベーションになって研究が捗っているところ

Twitterでの論文紹介は、結果的に自分の研究にも良い効果をもたらします。

なぜならTwitterで論文紹介して反応をたくさん頂けるようになってから、論文読むのが楽しくてしょうがなくなったから。

 

Twitterで論文紹介する前の僕は論文を読んでインプットするだけで、「論文ばかり読んで何になる?」という想いが正直ありました。

自分の専門外領域に足を踏み入れた論文を読んでたら、周りから「そんなに暇なら実験したら?」と言われたこともあります。

インプット目的だけで論文読んでも、モチベーション的にもどこか煮え切らないものがありました。

 

バイオさん
バイオさん
でもTwitterで論文紹介というアウトプットの場を得てから劇的にモチベーションが上がりましたね。
コロぽち
コロぽち
自分では得られない価値ある情報も手に入るし、正直やらない理由がないよな。

 

SNSという媒体は、有益情報を発信することもできれば、手に入れることもできます。

今や面白そうな論文はTwitterなどのSNSで探せてしまうと言っても過言ではないです。

また「自分は研究者である」ということをアピールする場としてもSNSは最高だと思います。

 

研究者であれば論文紹介は誰でもできるはずですので、この素晴らしいソーシャルメディアを活用しない手は無いです。

研究者としての能力を効果的に発揮するためにも、あなたも是非Twitterで論文紹介してみてくださいね。

 

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Twitterで論文紹介して研究のモチベーションを高めよう

Twitterで論文紹介をしているところ

というわけでTwitterで論文紹介するメリットは以上です。

正直Twitterを始めてから研究に対するモチベーションもうなぎ登りでして、始めて本当に良かったなと思っています。

 

コストゼロでここまで有益な「アウトプットの場」を僕は知りません。

 

コロぽち
コロぽち
研究者として普段論文を読んでいるけど、SNSで発信するなんて考えたこともなかった。
バイオさん
バイオさん
という方はぜひTwitterで論文紹介してみてくださいね!

 

あなたもぜひ論文紹介をTwitterでして、世間から注目される研究者を目指してみてください!(僕はまだまだです)

「著名な研究者」の定義は色々なものがありますが、今のご時世は「発信力」も間違いなく入るはずですので!

 

というわけで当記事は以上です。

当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。

ではではっ

 

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ABOUT ME
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。