あなたに役立つ理系就活情報はこちら
               

研究職の面接で実際に聞かれた質問およびその質問に対する回答のコツ【技術面接編】

研究職の内定が欲しいけど、実際に面接でどんな質問が来るのかわからない。

せっかくなら質問に対する回答例があれば、それも合わせて参考にしたい。

事前に質問を想定しておきたいので色々と教えてください。

 

当記事では上記の質問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 研究職の面接で実際に聞かれた質問およびその質問に対する回答のコツ
  • 研究職の面接で聞かれる質問は類似性がある

 

大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)です。

就活では第一志望だった企業に加えて、多分野(製薬、食品など)の企業から研究開発職の内定をいただきました。

 

エントリーシートやWEBテスト、グループディスカッションを切りぬけた後に待ち構える技術面接。

自分の研究成果を存分に発表するチャンスではありますが、それに対してどんな質問が来るかあなたはご存知でしょうか?

 

せっかく良い研究発表をしたとしても、その後の質問にまったく答えられなかったら努力が水の泡…。

どうせなら発表内容だけでなく、質問も想定して備えておきたいですよね。

 

そこで当記事では、僕が実際に技術面接で聞かれた質問と、それにどう答えたかということをまとめます。

当記事を読んでいただければ技術面接で聞かれる質問もイメージできるはずです!

 

この記事はこんな方におすすめ
  • 技術面接で確実に選考通過したい方
  • 想定外の質問が来るリスクを限りなく減らしたい方
  • 良い回答をして面接官にアピールしたい方

 

なお僕が当時利用していた就活サイトの中でも、以下の「就活ノート」が多大なる貢献をしてくれていました。

無料登録すれば選考通過ESや面接テクニックなどが閲覧し放題なので、合わせてご覧ください!

 

研究職の面接で実際に聞かれた質問およびその質問に対する回答のコツ

研究職の面接で実際に質問されているところ

それでは早速ですが、僕が企業の技術面接で聞かれた質問内容と、それに対する回答を解説しますね。

 

この研究はどこからどこまでが君自身が考えたオリジナルなのか?

 

回答する際のコツ
  • 教授が考えたテーマだったとしても、それは正直に言って良い。
  • 大事なのは「そのテーマの進め方」にあなたがどれくらい関与しているかということ。
  • 自分のオリジナル部分を、冷静に見栄を張らずに答えよう。

僕がOB訪問で学生さんに同じ質問をすると「全部が私のオリジナルです!」と言う人がいます。

本人としては「全部自分でやっているから凄いだろ!」アピールのつもりかもしれませんが、逆効果なので見栄を張るのはNG…!

 

博士課程の学生ならまだしも、修士課程の学生でテーマ立案から遂行までやるのは珍しい。

この質問で大事なのは「見栄」ではなく「正直さ」です。

 

僕は自分の研究テーマがボスによって考えられたもので、かつ評価系の構築という流れまでボスが決めたと正直に伝えました。

が、その代わり僕自身のオリジナルは「評価系の構築に必要な条件検討から」と答えました。

 

研究をしているあなたには釈迦に説法ですが、実験の評価系は論文マテメソをそのまま真似してもすぐに再現はしません。

それは論文が捏造というわけではなく、あなたがその論文著者の技術力に追いついていないことも多いから。

 

僕のテーマはまさにその「再現性」でかなり悩みました…。

実験の評価系を構築するために何が必要か?

ということをボスから何も教わっていなかったからです。

 

バイオさん
バイオさん
というか研究室で完全新規テーマだったので、ボスもよくわからない的な感じでしたね。

 

何をもって「ここからが自分のオリジナル」とするかは個々人に委ねられます。

自分のオリジナル部分を冷静に定義して、その部分をしっかりとアピールするようにしましょう。

 

その研究成果はどんなビジネスに繋がるの?

 

回答する際のコツ
  • ただ「新薬に繋がります」とか「新商品に繋がります」では根拠が乏しい。
  • なぜビジネスに繋がるのか情報とセットで説明しよう!

 

技術面接でよく聞かれるし、かつ学生からしたら答えにくい質問ですよね。

ビジネスのことなんて考えたことないわ!と思う方も多いはず。

 

が、この問いこそが企業研究者として常に意識すべきこと。

ビジネスに繋がらない研究は、どんなに凄い発見でも企業では意味を為しません。

 

あなたの研究成果がビジネスに繋がり得る根拠とその具体例を説明できるよう、事前に思考整理するのが重要。

例えば「新薬に繋がる」と言うつもりなら、なぜ新薬に繋がると言えるのか情報が必要です。

 

例えば「今まで世の中に上市されていないメカニズムに基づくから」と言うつもりなら、本当に上市されてないのか調査しておきましょう。

例えば国内の有名製薬企業の開発パイプラインを見て、あなたが研究しているメカニズムを標的にした医薬開発がなされていないか、などですね。

 

なお僕の例で恐縮ですが、僕は「細胞の機能を評価するアッセイ系をつくる」という研究テーマをやっていました。

ですので事前にアッセイ系の受託企業とか調べて「こんな受託ビジネスができます!」と面接で言ってました笑

 

バイオさん
バイオさん
今振り返ってみると実現性の無いプランでしたけどね。
コロぽち
コロぽち
学生という立場で考えられるビジネスプランはそんなものだろ。調べて言ったもん勝ちだ!

 

研究を活かしてベンチャー企業を自ら立ち上げたいと思ったことは?

 

回答する際のコツ
  • チャレンジ精神をアピールするか、堅実性をアピールするかの2択。
  • 自ら立ち上げたい!ということはマイナス印象(≒企業への反逆)にならない。
  • どちらを答えても「なぜ?」と聞かれる覚悟と準備を。

 

けっこう色々な企業の技術面接で聞かれた質問ですね。

僕は「今は立ち上げる気がありません」と答えていました。

 

そうすると100%の確率で「それはなぜ?」と聞かれたので、以下のように回答してました。

 

 

でも僕の知り合いは「ベンチャーを今すぐにでも創りたい。今しか失敗はできないからまずやってみたい。」と答えて通ったようです。

どちらかの回答を選ぶのが正解とかはなくて、その人の価値観やロジックを相手側は求めているのでしょう。

 

研究室内で君はどう思われている?良い意味と悪い意味で。

 

回答する際のコツ
  • あなたの人間性を知りたくて聞いている質問。
  • 自分が思っている現状の強みと弱みを答えてあげよう。
  • 言っちゃダメという内容はない。しかし理由が説明できない回答はダメ。

 

これもよく聞かれた質問ですね。

これはもう感じたことを回答するしかないですが、以下に僕の回答例を示しておきます。

 

 

コロぽち
コロぽち
お前、本気でこんなこと言ったの?
バイオさん
バイオさん
面接官にはけっこうウケが良かったよ笑

 

面接は常に張りつめた雰囲気でやると疲れるし、顔がこわばるので、時折「ウケ狙い」で回答するのもおすすめです。

なお僕は「どんなお酒を、どれくらいのペースで飲むの?」という質問に正直に答えたらドン引きされた模様。

 

最近興味を持っていることは何?

 

回答する際のコツ
  • ウケを狙いにいくのか、真面目に回答するのか事前に決めておくべし。
  • ウケ狙いなら「彼女のつくり方」とか「ビールをいかに早く飲むか」とか何でも良い。
  • 真面目に回答するなら「研究の話」一択。

 

技術面接でもこういった他愛ないことを聞かれることが多いんですよね。

僕の知り合いは全力でウケ狙いするって決めてたようですが、僕は真面目路線でした笑

 

回答としては「自分の研究と間接的に繋がるトピック&それが気になった理由」です。

例えば「がん研究」をしている人なら腸内細菌を調べてみるとか。

 

そうすると「なぜ腸内細菌なの?」って100%聞かれるので、

 

  • 腸内細菌叢のバランス変化が、がん発生にどんな影響を与えるのかを評価してみたいから
  • 腸内細菌を調整するサプリメントを開発して、がん発生率を減らせないかと考えているから

 

みたいにビジネスに繋がりそうな内容をアウトプットしてあげると良いですよ。

研究は異分野の知識や技術をいかに取り入れるかが肝なので、それをアピールする手段としてこの回答はおすすめですよ。

 

なぜ博士課程に進学しようと思わなかったの?

 

回答する際のコツ
  • 事前準備必須。面接の場でアドリブは論破される。
  • 自分の回答に根拠をしっかりつけること

 

これはほぼ100%聞かれていた質問ですね。

僕がした回答例は以下の通り。

 

 

僕は経済状況の話を推しましたが、同期はもっと研究の話にフォーカスを当てていたようです。

「今の研究だと世の中に還元されるのがいつになるのかわからない。自分は謎の解明よりも革新的な製品を生み出したい。」的な感じでしたね。

 

数ある業界の中で、なぜ○○業界なのか?

 

回答する際のコツ
  • 「▲▲業界はダメ」という言い方は良くない。あくまで「○○の方が良い」と答える。
  • 事前に企業研究をしっかりしていれば回答には困らない。
  • 理由なき回答はフルボッコにされるので注意。

 

仮に製薬業界を志望するなら、食品・化粧品・化学・医療機器業界を調べて、「それらの業界には何が足りていないか?」明確にしておきましょう。

この時に注意したいのは「食品業界はダメなので製薬業界」みたいなマイナス的、消去法的な回答を控えること。

 

僕はいつも「食品業界は・・・という点で優れていますが、私が大事にしている◆◆という基準・価値観をより満たすのは製薬企業です。なぜなら~」という感じで回答していました。

この質問は企業研究をしっかりしていれば問題なくできると思うので、面接前に企業研究しっかりやっておきましょう!

 

 

日々の研究で意識していることは?

 

回答する際のコツ
  • あなたの研究哲学を答えてあげればOK。
  • 意識していることを続けた結果どうなったのかが言えるとさらにGOOD。

 

この質問は難しく考える必要なくて、あなたが普段行っている研究に対する考え方を正直に伝えればOK。

 

 

最後に何か逆質問はありますか?

 

回答する際のコツ
  • 「特にありません」はNG。
  • 2~3個聞ける準備をしておくだけでOK。

 

これは面接が終了する際に100%聞かれる質問ですので、前もって何を聞くかを決めてから面接に臨むようにしましょう!

実際に僕が逆質問で聞いたことに関しては、下記記事にまとめておりますのでぜひご一読を。

 

スポンサードリンク

研究職の面接で聞かれる質問は類似性がある

研究室の面接で質問は似ていることを表すイメージ

というわけで実際に自分が面接で聞かれた質問とその回答のコツに関して解説しました。

面接で聞かれる質問は、突きつめれば内容は非常に似通ってきます。

結局は「5W1H」が最も良く聞かれる質問形式だったりするので。

 

当記事の質問を、もしあなたが実際にされたらどう答えるか?

それを事前に想定しておくことは面接で非常に有利になると考えます。

 

まだまだ面接で聞かれた質問はメモしてあるので、技術面接編とか一般質問編とかに分けて記事にさせていただけると幸いです…!

あなたの就活に幸あらんことを。

 

というわけで本記事は以上です。

当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。

ではではっ

 

ABOUT ME
くりぷとバイオ
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。