◯企業研究やらないといけないのに時間がない
◯効率良く企業研究する方法ってないのかな?
◯優良企業に内定を獲った人の方法論を真似したい
当記事では上記の疑問にお答えします。
本記事の内容
- 理系就活生は基本的に企業研究が間に合わない【時間をくれ】
- 企業研究が間に合わない理系就活生ができる時短テクニック5選
大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
就活では製薬・食品など様々な分野から研究職・研究開発職の内定をいただいています。
理系就活生は研究室で忙殺されて時間がないという方が多いと思います。
この記事を読んでくださっているあなたも、就活の時間があまり取れなくて焦っているのでは?
実際に僕が就活生の頃にやっていたこと、「いま自分が就活生だったらこうしてるな」ということを解説しますね。
当記事を読んで、ぜひあなたの企業研究の効率をグッとアップさせてください!
- 研究室が忙しくて就活まで手が回らない方
- できれば企業研究の時短をしたい方
- でも第一志望への内定は妥協したくない方
目次
理系就活生は基本的に企業研究が間に合わない【時間をくれ】
と思ってる理系のあなた、案ずることなかれ。
基本的に周りのライバルたちも企業研究が間に合ってないです。
僕自身は就活解禁前からコツコツと毎日30分ずつやってましたが、周りの友人はほぼ解禁してからのスタートでしたね。
で、僕もコツコツ進めていたとはいえ、やはり解禁後に本気を出してやり始めたという感じ。
企業研究は解禁前から始めておくに越したことはありませんが、始めてないからといって悩む必要もありません。
とりあえず、周りのことを勝手に過大評価してヨイショしなくてもOKですっ
研究と就活を両立させるためのコツに関してもまとめています。
関連記事 誰でもできる研究と就活の両立メソッド【大手企業勤務の科学者直伝】
企業研究が間に合わない理系就活生ができる時短テクニック5選
理系就活生は基本的に忙しいので、企業研究が間に合わないという話をしました。
でも間に合わないことを良しとする人は、多分1人もいませんよね。
では、どうやって企業研究を効率化するか。
僕が実際に就活時にやっていたこと、そして企業人になってから思うことは以下の通りです。
- 本命企業は受けないという覚悟を固める
- SNSを全力で活用する
- 内定者の情報が多いサイトを活用する
- OB訪問を活用して企業研究の答え合わせをする
- 友人を頼ろう
順々に説明していきますね。
本命企業以外は受けないという覚悟を固める
全ての理系就活生に声を大にして言いたい。
より具体的に言えば、理系就活生で50社も100社もエントリーする人、無駄です…。
全国求人情報協会の調査によると理系学生の平均プレエントリー数は下記のようになっています。
- 公立大学: 20.0社
- 私立大学: 27.4社
これはなかなか妥当なデータだと思ってまして、僕もプレエントリーしたのは20社くらいでした。
「内定ゼロ」は嫌だからとにかくエントリーして、まずはどこかに受かろう!
というお気持ちはめちゃくちゃわかります。
正直僕も就活始めた頃はそう思ってました。
でも就活を進めていくうちに気づきました。
大して行く気もない待遇だけ良さげの企業の情報を調べるモチベーションが上がらない…ということに。
自分が本当に行きたいと思う企業しか、企業研究をしっかりやる気にならなかったんですよね。
おかげで本命でもない企業にダラダラと時間を浪費して、やってしまったなーと後悔した記憶があります。
仮に行きたい企業が5社しか無かったら、5社だけエントリーすれば良いんですよね。
滑り止めみたいな予防線張っても意味が無かったです。
エントリー数が多くなればなるほど「どこかに受かるだろう」という謎の安心感は増えます。
が、その分調査しなければならない企業数は増えるので時間は膨大にかかります。
時間を膨大にかけてもいい!というなら大量エントリーはありですが、それやって研究との両立が大変で病んだ人を何人か見てきました。
優先順位をつけて、必要がないと思うことに時間をかけない。
この思考は社会人になったら必須な能力ですが、就活生の段階でも使える能力だと思います。
企業研究が間に合わない…と悩む前に、志望企業の断捨離がおすすめです。
理系就活生が大量エントリーすることの弊害に関してまとめています。
関連記事 就活の「数打ちゃ当たる」理論のウソ・ホントを解説【多く受けるの無駄無駄無駄無駄ァッ!】
SNSを全力で活用する
もし僕が就活を再度することになったとしたら、間違いなくSNSを全力活用します。
なぜならSNS(特にTwitter)には、就活がうまくいって優良企業に内定を獲ったロールモデルがたくさんいるから。
例えばこの記事を執筆している僕も、就活ではかなりの成果を出せたと自負しています。
製薬、食品など複数分野から研究開発職の内定をもらっていますし、理系就活生にお伝えしたいこともたくさんあります。
あいつはうさんくさい!と思った人には話しかける必要ないですが、この人なら…と思ったらどんどんSNSで絡むのが吉。
絡んで無視されたとしても、また別の人を探せば良いだけです笑
SNSは確実にあなたの企業研究の質を向上させてくれます。
内定者の情報が多いサイトを活用する
内定者の情報が集まった就活情報サイトを活用するとは王道中の王道ですね。
僕も活用してましたが「就活ノート」という就活サイトは役立ちます。
お金が無い就活生でも登録できるように無料で登録可能ですし、内定者の情報も豊富。
研究開発職に特化した情報が少なめなのが気になりますが、それでも企業研究の情報は揃います。
就活は個人プレーで戦っても限界があるので、活用できるのはモノは徹底的に使うべき。
SNSで就活情報を探しつつ、こういったサイトでも情報収集するのが良いですね。
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OB訪問を活用して企業研究の答え合わせをする
企業研究が間に合わない…というあなたは、調べた情報をまとめてOB訪問に行きましょう。
- ここまで調べたけどこれはわからない
- これは他社でやってるけど御社ではどう?
みたいな情報は個人の企業研究だけでは手に入りません。
元々やろうと思っていた企業研究の3割くらいできたら、OBにアポを取ってしまうのもおすすめ。
そしてアポの日までにもう少し情報を調べておけば良いだけです。
OB訪問はあなたが行きたい企業の内情を詳しく知る最強キャラなので、これを活用しない手はありません。
例えば、このMatcherというアプリは国内最大級のOB訪問支援サービスです。
- 気になる企業の気になる先輩にアプローチできる
- 大学のキャリアセンターを通さなくてOK
- 優良企業の先輩も検索可能
OB/OGのお願い事を叶える代わりに、先輩でもない社員とOB/OG訪問ができるという面白いサービス。
企業人からすると、このサービスは素晴らしい。
普通のOB/OG訪問だと、企業人は就活生のために数時間使い、かつ食事代も支払うというのが現状。
これだと企業人としては「ウチに来るって確定してないのに時間もお金も使うのは…」と思っちゃうわけです。
そういう課題を解決したという点で、このアプリはGOOD。
就活生はどんどんこういったアプリを活用して、OB/OGに会いに行きましょう。
あと「ニクリーチ
- 企業人事など先輩と肉を食べながら話を聞ける
- 就活生にとっては一度に2度美味しい
というわけで就活生側も企業人側もメリット盛りだくさんのこのアプリ、使わないと損ですね。
友人を頼ろう
友人を頼りまくるのは就活を勝ち抜くために必須です。
理系就活生は「就活は団体戦」だと思った方が良い。
研究室生活でとにかく時間が無いので、全部自分一人でやるなんて愚の骨頂。
例えば僕は友人に頼るため、企業研究したいメーカーが5社あったとしたら、まず1社を全力で調べました。
企業研究にどれくらいの時間をかければいいのか?をまとめた記事です。
関連記事 企業研究でかける時間は1社あたりどれくらいがベスト?【1時間でOK!とかは嘘っぱちです
で、その情報を片手に研究室同期や友人に連絡を取りまくるわけです。
「〇〇社の企業研究したんやけど、△△社の企業研究したやつおらん?」
こうやって調べたかった残りの4社の情報をかき集めると効率がグンっとアップします。
そしてその情報を読んで、そこに自分が必要とする情報を足していけばオリジナルの出来上がり。
というのは冗談で、ただのクレクレ君は同期と言えども無視です。
就活は団体戦という意味は「搾取されても我慢しろ」というわけではないので。
自分が持っていて相手が持っていない情報を共有しあって、互いに補うことが正解。
一人で就活を淡々とやり続けるのはキツいです。
「いやーあのメーカーの企業研究つかれたわ。あ、これ情報な!」
「ありがとう、これ別のメーカーの情報な!」
っていう就活をした方が絶対に効率が良いし、楽しい。
精神的にもかなり助かります。
企業研究が間に合わない…というあなたは、まず身近な同期を頼ってみるのがおすすめ。
人かサービスに頼るのが企業研究には大事
企業研究が間に合わない…
でも研究もこれやらなきゃ…
就活なんてしてる暇ないって…!
と1人で悶々と悩んでいても事態は好転しません。
自分1人でやりたい、やらなきゃという気持ちは僕も非常によくわかります。
が、そう追い詰められているときは何か違うアプローチが必要な時期です。
頼るのは別に悪いことではありません。
もし頼るだけが嫌な人は、こちらから120%の情報を提供してWIN-WINの関係を築きましょう。
というわけで今回の記事は以上です。
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ではではっ
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