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学生時代にやっておいてよかったこと7選【卒業まで全力でやるべし】

研究職に就くため、学生時代にやっておいて良かったことは何ですか?

企業研究職という立場からの意見を聞いてみたいです。

 

当記事では上記の疑問・ご要望にお応えします。

なお当記事は理系向けの記事になります。

 

本記事の内容

  • 学生時代にやっておいてよかったこと7選

 

修士で大学を卒業後、大手企業で研究しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。

匿名質問サービスpeingにて以下の質問を頂いたので記事にします。

 

科学系の質問ではありませんが、くりぷとバイオさんが学生時代にやっていてよかったなと思うこと、やっておけばよかったなと思うことはありますか?恋愛、勉強、貯金、友人関係など

 

社会人として数年たった今、学生時代にやっておいてよかったなということは多々あります。

当記事は個人的にやっておいて良かったことを赤裸々に語ります。

 

当記事はOB訪問で就活生の方からもよく聞かれる質問なので、理系学生や就活生のあなたに役立つかと。

数分で読めると思うので、ちょっとした休憩の際に読んでいただけると嬉しいです。

 

目次

学生時代にやっておいてよかったこと7選

学生時代にやっておいてよかったと振り返っている人の成長率増加

僕が学生時代にやっておいてよかったと思っていることは以下の通りです。

 

  • 研究
  • 院試勉強
  • 海外旅行
  • アルバイト
  • 大学友人との娯楽
  • 飲み会
  • 時間を無駄に使ってからの後悔

 

順々に説明いたしますね。

 

研究

研究に黙々と没頭している人

研究職に就いているので当たり前ですが、研究はやっておいて本当に良かった。

なぜなら研究という“自分の好きなこと”と“自分がやりたいこと”を仕事にすることができたから。

 

僕はけっこうブラックな忙しい研究室にいまして、ぶっちゃけ心身ともに病んだこともありました。

ひどい時は1100回くらい「あ、人生やめようかな」とか「自分は研究向いてないな」とか思ってましたね。

 

バイオさん
バイオさん
修論前の1か月は月100時間寝てなかったと思う…。
コロぽち
コロぽち
(完全に休んだ方がいいやつやん、それ…)

 

とはいえ企業研究者になった今、あの地獄は自分の成長に必要だったと確信してます。

研究に対して非常に厳しい指導教官に恵まれたのが幸運だった。

もちろん耐えられずに散っていった人もいましたが…。

 

  • 物事を論理的に考える力
  • 失敗にもめげない精神力
  • 英語で情報収集する力
  • 新しいことを創造,提案する力
  • 肉体の限界を把握する力(3徹は無理だった)

 

ここらへんは企業に入ってからも大いに役立ってますね。

大学時代に人生を研究に捧げておくと、会社生活(研究職)がイージーモードになるのでおすすめです。

 

 

院試勉強

院試勉強に時間を費やしている人

院試勉強は全力でやっておいて良かったです。

なぜ良かったかというと、院試の結果が良好で成績優秀者に認定され、返還義務のない奨学金を大学院でもらうことができたから。

 

院試前に与えられる「院試休み」では、食事・睡眠・風呂・呼吸を除いて、1日12〜15時間勉強してました。

アルバイトしなくてもいい生活資金を得るために勉強しまくりました。

 

バイオさん
バイオさん
おかげで修士課程はアルバイトしなくても生きていけるようになった
コロぽち
コロぽち
研究に集中できるようになって本当に良かったな。

 

とはいえ「院試なんて合格できればいいや」という考えも正しいです。

仮に親が裕福であれば適当に勉強して、最小の努力で院試合格するのが効率的でしょう。

 

しかし成績優秀者という成果を残すことができれば、それは実績という武器になります。

僕は院試結果を「就活の実績」として使用しましたし、採用担当を良い意味で驚かせることができたので良かったかなと。

 

院試は皆のやる気がそこまでない分野だからこそ、全力で取り組むと良い結果が出て得できます。

これから院試勉強を控えている人は1か月くらい全力で勉強してみてください。

 

海外旅行

世界地図を手のひらに投影しているところ

学生のうちに色々な国を巡っておいて本当に良かったと思っています。

なぜなら企業人になると数日間~1週間の海外旅行はできても、2週間以上に及ぶ長期旅行はしにくくなるからです。

 

コロぽち
コロぽち
まあ大学生みたいに2ヵ月の夏休みとかないもんな。
バイオさん
バイオさん
もっと有効な長期休みの使い方をしておけば良かった笑

 

ちなみに個人的な意見ですが、東南アジア諸国に足を運ぶのが良いですよ。

 

  • 物価安いっ!
  • 食事めっちゃウマっ!
  • 地元民の人たちめっちゃ優しいっ!
  • 治安そんなに悪くないやんっ!
  • 騙される方が悪いってこういうことか!笑
  • 全然自分の語学力では通用しないやん…

 

ということを肌で感じられます。

「日本でもう生きていけない」と思ったら海外に行けば良いんだな。

という妙な納得感を得たのは人生経験として貴重でしたね。

 

あと企業研究職に就いたら、もう世界の研究者達とコンタクト取るのが普通になります。

海外の人と話すのが怖い

という思考は学生のうちに取っ払っておきましょう!

 

バイオさん
バイオさん
語学力は本当に大事…。
コロぽち
コロぽち
コイツみたいに会社で絶望しないためにも学生のうちにやっておけよー

語学力を考える上で、岡田 祥吾さんの「英語学習2.0」はとても参考になるので気になる方は読んでみてください。

 

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アルバイト

アルバイトをしてお金を稼いでいるところ

大学生のうちにアルバイトをたくさん経験しておくのはやはり重要ですね。

学生のうちに使えるお金が増えるし、何よりお金のありがたさを知ることができるので笑

 

バイオさん
バイオさん
1万円以上稼ぐにはまるまる一日労働する必要があるのか…と自覚できたのは貴重な経験でした。
コロぽち
コロぽち
何か買うときに「これ自分の1日分の時間に相当するのか…」と思うようになるよな笑

 

とはいえ昨今の時代の流れを見ていると、

アルバイトのような「時間消費型労働」ではなく、ブログやyoutubeのような「ストック型労働」をせよ!

という風潮が強まってきているのも事実。

 

その風潮には大いに賛成でして、僕も「学生はブログをとにかく始めろ」と言いたくなります。

ブログで収益化できると貴重な学生時代をさらに謳歌できるようになりますからね。

社会人からブログ始めるのは本当に大変…。

 

それゆえアルバイトで対人スキルを磨きつつ、ブログなどPC1つで収益化できる仕組み」を作るのがおすすめです。

 

大学友人との娯楽

大学の友人と色々な娯楽をして楽しんでいるところ

大学生でも大学院生でも、友人との娯楽には全力で時間を費やすべきです。

友人たちと謳歌した体験は人生の宝になります。

 

コロぽち
コロぽち
こいつみたいに黒歴史がいっぱいあるやつはダメだぞ。
バイオさん
バイオさん
学生はとりあえず何度か闇落ちしておくべきですねー(スットボケ

 

あと学生時代に何でも良いからとにかく色々な娯楽を試して、就職前に「自分に合う最適な息抜きの仕方」を見つけておくのも超重要。

 

お酒を飲む、ランニングする、ふて寝する、映画を観に行く、論文読む、ブログ書く、などなど…。

自分が一番休めると感じることを学生時代に何個か用意しておきましょう。

 

息抜きを制するものは人生も制す。

 

飲み会

飲みすぎて視界が回りすぎたところ

飲み会は娯楽的な意味でも、社会をうまく切り抜けていくという意味でも多く経験しておいて本当に良かった。

 

なぜなら社会人の飲み会が全然大したことないと思えるから。

よく社会人になると「飲み会が多すぎて嫌になる」とか耳にしますが、大学時代に比べたら全然マシに感じます。

大学生のうちに何回か記憶をサヨナラする経験をしておくのは、社会に出てからかなり役立ちますね笑

 

バイオさん
バイオさん
大学時代の頃はお酒が無いと体が震えてくるくらい飲んでましたねー
コロぽち
コロぽち
(アル中…)

 

狂気的な飲み会に毎回なるのは死んでもゴメンですが、飲み会に慣れると以下のようなメリットがあると思います。

 

  • 自分の最大アルコール許容量を把握できる
  • 体内に取り込まれたアルコールの緊急射出ボタンを発見できる
  • 記憶を飛ばした自分がどうなってしまうのかがわかる
  • 普通の飲み会の場合、立ち振る舞いを意識的にコントロールできる
  • アルコールという簡易かつ最強の息抜き手段がゲットできる

 

いや別に会社に入ったら飲み会なんて参加するつもりないし。

 

というあなたの気持ちも確かによくわかります。

自分の大切な時間を行きたくもない飲み会に使われるなんて嫌ですよね。

もちろん「僕は一切飲み会なんて行きません!」という価値観を否定するつもりは全くありません。

 

でも、これから共に働く仲間たちと仲良くなる手段として「お酒」は有用なツールの1つ。

飲み会を「悪」と捉えると会社で色々とやりにくくなるので、飲み会は「ちょっと面倒くさいけど役に立つ友達」くらいに考えて慣れておきましょう。

 

時間を無駄に使ってからの後悔

時間を無駄に使ってしまって後悔している老人

大学生時代に意味なく時間を浪費する経験は、今振り返ってみると良かったなと思います。

なぜなら、時間のありがたさを社会人になって実感できるから笑

 

社会人になってから大学時代をたまに振り返ると、必ず「なんであんなに無駄な時間を過ごしていたんだろう」と思います笑

僕にとってはこの負の感情こそが今の原動力の1つになってます。

もう時間をあんな風に無駄にするなんてまっぴらごめんだ!とめっちゃ思ってます。

 

時間を無駄にできるのは大学生の特権なので、今のうちに時間を無駄にする経験を積んでおきましょう!

ただし、その経験をあまりにも積むと戻れなくなるのでご注意ください。

 

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世間一般的に見た「学生時代にやっておいてよかったこと」は?

学生時代に多くのことに取り組んでいる学生

というわけで僕が「学生時代にやっておいてよかったこと」についてまとめました。

 

しかし僕だけの意見ではなく、世間一般的にやっておいてよかったことは何でしょうか?

これに関しては株式会社マイナビから興味深いアンケート結果がありましたので紹介しますね。

 

■質問 大学生活で一番やっておいてよかったと思ったことはなんですか?

第1位「アルバイト」72人(24.6%)
第2位「大学の勉強」50人(17.1%)
第3位「サークル・部活動」41人(14.0%)
第4位「留学」23人(7.9%)
第5位「旅行」23人(7.9%)

 

アルバイト・勉強・留学(語学勉強)・旅行は完全に僕と被っていますね…笑

 

コロぽち
コロぽち
どの大学生でも基本的に考えていることは同じなんだろうな。
バイオさん
バイオさん
大学時代で身に付けた学力は一生ものだからね。

 

僕が挙げた「学生時代にやっておいてよかったこと」は他の大学生も同じことを思っているようです。

あなたも当記事で挙げたことで「これなら自分もやれる!」というものがあれば是非トライしてみてくださいね!

 

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とにかく遊べ、学べ、稼げ、怠けろ。ただし全てに全力を尽くせ

長い道のりを全力で進む人

というわけで学生時代にやっておいてよかったことをまとめました。

 

当記事を見て「自分もここに書いてあることをやるぞ!」と真似していただくもよし。

「いや、もっと他にやった方が良いことがある」と思っていただくのもよし。

 

ただ重要なのは「全てのことに全力を尽くすこと」です。

自分がやりたいと思ったことに異常なほど時間を費やしてごり押しする。

僕のような凡人が成果を出すにはそれが一番手っ取り早い方法だと学生時代に悟りました。

 

学生のうちから辛いことから目を背けて逃げていると、いざ避けられない戦いに遭遇した時に全力で戦えません。

 

バイオさん
バイオさん
それが就活時に来るのか、社会人になってから来るのか、30~40代で来るのかはわかりませんが。
コロぽち
コロぽち
「人生を楽しく生きる、好きなことして生きる」って、嫌なこと・苦しいことから逃げ続けることじゃないぞ。

 

自分がやりたいと思ったことに全力で取り組み、凡人から一流の人財になってやりましょう。

 

というわけで当記事は以上です。

当記事が参考になったら、ぜひくりぷとバイオ(@cryptobiotech)のTwitterもフォローしてやってくださいませ。

ではではっ

 

これからの人生、自分の意思を貫きたいという方はぜひ上記の書籍を手に取ってみてください。

僕の人生本の1つでして、定期的に読み返すと勇気とやる気がもらえますよ。

 

当記事で紹介した書籍

>>「英語学習2.0」をもう一度見てみる

 

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ABOUT ME
くりぷとバイオ
研究を一生続けていくため、まずお金の不安を解消すべく副業を始めた20代科学者。 旧帝大を修士で卒業後、大手企業で基礎研究職に従事。 研究室時代はストレスで心身を病みながらも日夜実験に取り組み、運良く筆頭著者論文を複数投稿することに成功した苦労人&棚ぼたマン(自称)。 暗号資産の面白さ・可能性に惚れこみCoinMarketCapの銘柄を全部調べた経験あり。