○企業研究ってやる意味ある?何かめんどくさそう。
○企業研究は意味ないって内定獲った先輩から言われたんだけど。
○効率良く企業研究をしたいんだけど、ダメな企業研究の仕方って何?
本記事では上記の疑問・悩みにお答えします。
本記事の内容
- 時間を無駄にする企業研究をしてしまう就活生の特徴
- 「企業研究は意味ない」は結果論なので無視してOK
- 企業研究は必要ない!と言えるのはよほどの天才なので真似するのは危険
大手企業で研究職に従事しているくりぷとバイオ(@cryptobiotech)と申します。
製薬業界や食品業界など複数分野で研究職 or 研究開発職の内定をいただきました。
就活をする上で、避けては通れない企業研究。
やらなきゃいけないのはわかっているけど、そもそもやり方がわからないし。
企業研究をすれば実際にどれくらい就活で有利になるの?
といった悩みや疑問をあなたも抱えているのではと思います。
先輩やOB/OGに話を聞くと中には「企業研究なんて必要ない」という人もいたりして困っちゃいますよね。
ただ結論から言うと企業研究は超絶大事なので、その先輩やOB/OGのご意見は無視してOK。
ただ、企業研究をしても意味ないと思われてしまうのには理由があります。
そこで当記事ではその理由を解説するためにも、「時間を無駄にしてしまう企業研究をする就活生の特徴」について説明しますね。
- 企業研究の意義を見いだせていない方
- 自分の企業研究のやり方が間違っていないか知りたい方
- 就活で第一志望の内定を獲りたい方 (それ以外の方は読まないでください)
目次
時間を無駄にする企業研究をしてしまう就活生の特徴
せっかく企業研究をしているのに、時間が無駄になっている就活生の特徴は以下の通りです。
- 企業研究の意義を理解していない
- 周りの意見に流されやすい
- 調べるだけで企業メモをつくらない
- 企業の何を調べるか決めていない(ノリで調べる)
- 企業の良い情報だけを見ようとしている
順々に説明しますね。
企業研究の意義を理解していない
企業研究は「志望する企業が本当に自分に合致しているか?」を判断するためにやります。
「ホワイト企業かどうか」を調べるのが目的になっている就活生は要注意。
ホワイト企業かを知るための情報は、あなたのライバルも当然見ていますし、その情報だけ網羅しても差別化できません。
仮にその調査だけで満足してしまうのであれば、確かに企業研究はやっても無駄です。
その分「自己分析」を徹底的にした方が絶対に内定率はアップしますよ。
自己分析の方が企業研究よりも重要な理由についてまとめています。
関連記事 自己分析と企業研究はどっちを先にやるべき?【100%前者が先】
https://www.cryptocurrency-bioresearch.com/analyze-yourself-and-company
周りの意見に流されやすい
周りの意見に流されやすい人は、企業研究の時間が無駄になりがちです。
企業研究は「いかに自分が手に入れたい情報を効率よく仕入れるか」が勝負です。
この“自分の“という部分が超大事です。
例えば「やりがいはどうでもいいから給料良い企業」を志望する人は、やりがいなんて調べなくていいわけです。
でも周りの意見に流されやすい人は、周りが「いやいや、やりがいは絶対に必要だろ!」と言われたら「確かにそうかも…」と思いがち。
で、やりがいも調べ始めて、せっかくたくさん調べたのにいざ考えてみると「やっぱり必要なかった」という結果になる場合があります。
自分が欲しい情報だけを仕入れれば就活で十分戦えるので、周りの意見はあくまで参考程度に留めましょう。
調べるだけで企業メモをつくらない
就活生の中には「企業研究したのに後で見直す用のメモを作成しない」という猛者がいるようです。
企業研究はふつう何社もするので、wordやexcelなどフォーマットは何でもいいのですが企業メモは絶対に残すべきです。
せっかく調べたのに他社との比較をする際に「あれ、何だったかな?」となるのはさすがに時間を無駄にしすぎですね笑
あなたの時間を1秒でも無駄にしないためにも、調べた内容はすぐに参考にできるメモを用意しておきましょうね。
企業の何を調べるか決めていない(ノリで調べる)
企業研究から先に始めてしまう学生あるあるなのですが、企業情報の何を調べるのかを決めていないケースがあります。
企業によってホームページの見せ方も違いますし、調べる内容をリスト化しておかなければ企業ごとに調査時間もバラバラになってしまいます。
企業の全情報を把握できればもちろん有利ですが、そこまで徹底的に調査しなくても内定獲得は十分可能です。
必要な情報を自分で事前に定義して、それを各企業からスマートに情報収集しましょう!
企業の良い情報だけを見ようとしている
就活生は以下のような「企業の良い情報」を集める人が多いと思います。
- 企業のブランド力
- 福利厚生
- 給料
- 働きがい
- 理不尽なハラスメントがない
- 研究開発力
- 残業代
しかし情報として仕入れておくべきは「企業の経営情報」や、理系であれば「ここ数年の特許・論文数」といったリアルな情報です。
企業の現状を把握することは、その企業に行くかどうかを判断するために大事。
企業ホームページには基本的に良いところしか書かれていないので、例えば統合報告書(アニュアルレポート)などを参照にするのも良いでしょう。
良いところしかない企業はこの世界に存在しないので、ちゃんと負の要素も企業研究で情報収集するようにしましょう。
「企業研究は意味ない」は結果論なので無視してOK
というわけで「時間を無駄にしてしまう企業研究をする就活生」の特徴について解説しました。
就活を終えた人の中には「企業研究は意味ない」という人も確かにいますが、個人的には賛同できません。
なぜならそれはその人の結果論を語っているだけに過ぎないから。
僕も「企業研究すべき」という結果論を語ってはいますが、企業研究は正しくやれば100%就活でプラスに働きます。
就活は周りのライバルよりも優位に立てば内定率が上がる「人生ゲーム」なので、内定率を挙げるアプローチは多いに越したことはありません。
一方で企業研究をせずに就活に臨んだとして、もし就活がうまくいかなくても先輩やOBはあなたの人生に責任を取ってくれません。
企業研究は必要ない!と言えるのはよほどの天才なので真似するのは危険
というわけで本記事は以上です。
本当に企業研究を全くしなくて良い就活生がいるとすれば、周りの就活生を圧倒できる才能や実績を持っている人だけです。
ただ、僕もそうですが就活生の99.9%は凡人なので、そういった化け物や天才を真似しても意味がないです。
凡人には凡人なりの戦い方があって、しっかり準備すればちゃんと志望企業に内定が獲れます。
「誰でも志望企業に100%内定が出る最強ノウハウ!」みたいな怪しい商材に手を出さずに、無難にコツコツ就活準備しましょうね。
ではではっ
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理系学生に向けた就活ノウハウなどをまとめた記事もぜひどうぞ!
読んであなたの内定率をアップさせてくださいね。
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